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北京五輪野球の日本代表編成委員会が17日、都内で行われ、日本代表24選手が発表された。
身の引き締まる思いが、マー君の表情を硬くさせた。五輪野球に出場するプロ選手としては史上最年少。松坂もシドニー五輪参加時は20歳。楽天・田中将大投手は19歳で金メダルに挑戦することになる。「選ばれたと聞いて正直びっくりしたし、それと同時にやらないといけないという気持ちになった」東京ドーム内での会見は決意表明の場になった。
自分の役目は何か。マー君は分かっていた。「ボクが一番年下なので、やることはたくさんあると思う。周りを見ながらしっかりやっていきたい」金メダルのためなら“パシリ役”も辞さない考えだ。さらに、星野監督からの「思う存分、暴れてこい。フル回転してもらう」との指令にも、納得の表情を見せた。
「そういうふうに評価してもらえるなら、とてもうれしいこと。励みにもなる。任されたところで全力で頑張りたい」9試合9連投もOKの積極姿勢を見せた田中に、野村監督も「マー君はどこでもやれる。便利屋で使える。痛い、かゆい、なんて言わないし『毎日行け』と言われれば毎日行ける」と太鼓判を押した。
ノムさんからは「頑張れよ」と激励され、山崎武からは「ぶざまなまねしたら切腹だ」とゲキを受けた。「星野監督はすごい熱い方だと思っている。自分としても熱いところを持っているので、そういうところも監督から話を聞いて、しっかり勉強したい」気持ちは早くも星野JAPANの一員だ。「1か月離れるチームに、いい結果を送れるよう、ひと回りもふた回りも大きくなって帰ってきたい」世界に飛び出すマー君の挑戦が始まる。
◆五輪野球に出場した10代選手 プロ選手としては田中が初めてだが、アマチュア選手では過去に5人いる。84年ロサンゼルス五輪の荒井幸雄(日本石油=ヤクルト)、88年ソウル五輪の潮崎哲也(松下電器=西武)、96年アトランタ五輪では小野仁(日本石油=巨人)、福留孝介(日本生命=中日)、00年シドニー五輪の杉内俊哉(三菱重工長崎=ダイエー)で、いずれも国際舞台で活躍し、プロ入りしている。
参照元:スポーツ報知