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【タンパ(米フロリダ州)16日】米大リーグは17日から後半戦が始まる。左ひざ痛で故障者リスト(DL)入りしているヤンキースの松井秀喜外野手(34)はマイナーリーグ練習場でリハビリを切り上げ、ニューヨークに戻った。18日に首脳陣から手術を勧められれば、受け入れる覚悟を示した。ドジャースの黒田博樹投手(33)は18日に敵地でのDバックス戦に先発する。マリナーズのイチロー外野手(34)は本拠でのインディアンス戦で、あと11本に迫っている日米通算3000安打へ再スタートを切る。
タンパのマイナーリーグ練習場でリハビリを切り上げた松井は、民間の航空機でニューヨークに戻った。18日に球団首脳やチームドクターと今後の対応を話し合うためだが、手術を勧められる可能性が高い。松井自身も手術を受け入れる覚悟を決めつつあるようだ。
首脳陣から電話で帰還指令を受けたのは前日(15日)の夜。松井はこの日も練習場で治療に専念した。17日を休養にあて、後半戦開幕となる本拠地でのアスレチックス戦の試合前に、今後を左右する話し合いを持つ。
2日連続でフリー打撃を行うなど順調に回復しているように見えたが、13日の練習後に腫れが再発した。手術をすれば今季は絶望。メスを入れずに復帰することを目指していたものの、この状況では首脳陣から手術を勧められる可能性を否定できない。
タンパでの治療後、取材に応じた松井は「もちろんシーズン中に戻れるのが一番いい」と前置きした上で、「手術が一番いいとなったら仕方がない」と勧告を受け入れる考えを示した。「いまだに(手術せずに)戻りたい気持ちはある。それに向かって頑張りたいと思うけど。無理な場合は仕方がない」と繰り返す表情は苦悩を隠せない。事態は、松井の願いとは反対の方向に進み始めている。
参照元:スポーツ報知