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ロッテの今季の目玉は、サブマリンリレーだ。石垣島キャンプ第1クール最終日の3日、渡辺俊介投手(31)と大学・社会人5巡目ルーキーの下敷領悠太投手(24)=日本生命=が同時にブルペン入りし、隣同士で投げ込みを行った。
浮き上がるような球筋が、交互に放たれた。渡辺俊がキレのあるボールを60球投げ込めば、下敷領もそれを横目で観察しながら51球を投げた。下敷領の方がややリリースポイントが高いが、よく似たフォーム。「俊介さんの横が空いていたので、ちょっと行ってみようかなと思って。同じ投げ方の人を生で見たことがなかったんで参考になった」と、ルーキーは感激の様子。一方の渡辺俊も「今、球界に下手投げは少ないので、うれしかった」と、加入を歓迎した。
2ショット会見では息の合ったところを見せた。お互い負けたくない部分は?との問いに遠慮がちに言葉を詰まらせた後輩に、渡辺俊がすかさず「『顔』だろ?」。12月の新入団会見では、下敷領は同じ質問にルックスと返答。大胆発言を逆手にとった突っ込みに、場が和んだ。
バレンタイン監督は「下敷領の方が球は速いが、すごく遅い球を持っているわけでもない。第一印象はリリーフタイプ」と、起用法を示唆。極めて珍しい、下手投げ同士のリレーが実現する可能性が出てきた。「コンビ名も募集します」と渡辺俊。3年ぶりV奪回へ、浮沈のカギをWサブマリンが握る。
◆下敷領 悠太(しもしきりょう・ゆうた)1983年5月4日、大阪府出身、24歳。上宮高―法大を経て日本生命に入社。06年の社会人日本選手権で準優勝に導き、敢闘賞を受賞。昨年の大学・社会人ドラフトで5巡目指名でロッテ入り。184センチ、74キロ。右投右打。年俸1000万円(推定)。
参照元:スポーツ報知