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◆アストロズ5―11ロッキーズ(18日・ヒューストン) アストロズの松井稼内野手がDLから外れて、本拠地ミニッツメイド・パークにア軍の一員として初お目見えした。昨年、日本人野手は7人。福留孝介外野手がカブス入りした今季、この日、史上初めて8人の野手がそろって出場したことになる。
臀部(でんぶ)を痛めて開幕から欠場していた。試合前、「戻って来られてエキサイトしている」と話していた松井は「2番・二塁」で先発出場。過去4年間、シーズン初打席は本塁打、本塁打、本塁打、四球だったが、今季もじっくり選球して四球で出塁。バークマンの二塁打で三塁に進み、4番リーの遊ゴロで生還。「初打席出塁&得点」は5年連続と伸びた。
2回にも四球で出塁、相手のボークを誘った。盗塁こそなかったが、昨年、リーグ13位の65盗塁だったアストロズに、32盗塁(失敗4)した松井稼の足が大きな力になることを示すような滑り出しだった。
球団は3年総額1650万ドル(約17億円)のオファーを出した。常に全力プレーでチームを引っ張り、通算3060安打、414盗塁をマークして現役引退したアストロズ史上最高の選手、クレイグ・ビジオ内野手の再現を期待してのことだ。クーパー監督も「彼の昇格で我々の(打線の)ピース(部品)が埋まった。彼は盗塁だけでなく、積極走塁の方法を知っている。相手を混乱させる選手だ」と、その存在を大きく買っている。
試合後、「まだ100(%)ではない。試合に出ながら、徐々に(本調子に)近づけていきたい」と松井稼は話した。チームは現在、6勝11敗と出遅れている。ロッキーズ時代の昨年、先発出場した試合は57勝39敗(先発を外れると37勝34敗)だったKAZが、戦列復帰してア軍の快進撃を引き出せるのか注目だ。
参照元:スポーツ報知