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◆巨人1―3阪神(5日・東京ドーム) 金本がひと振りで天敵を沈めた。1点リードの6回1死二塁。内角直球を右翼スタンドに放り込んだ。通算1998本目の安打は、同397本目の本塁打だった。
「オレも打てると思ってなかったよ」オフの争奪戦で巨人に奪われたグライシンガーに、チームは翻弄(ほんろう)されていた。試合開始から2回の金本まで4者連続三振。5回に犠飛で先制したが、6回1死まで3安打に封じられた。昨季のチーム対戦打率が2割2分1厘。金本も1割5分8厘だった。だが、この日の3打席目、通算12球目。「甘くはないけど『甘め』だった。唯一、打てる球だった」ワンチャンスを逃さなかった。チームでただ1本の長打は、岡田監督に「1点じゃ、分からなかったから」と勝利を確信させる2ランになった。
5試合連続安打で、通算2000本安打まで残り2だ。「あと2本ね。以上」注目の話題は遮った。余裕はない。昨年10月に左ひざを手術。3月に一度は、太ももの太さを左右同じ64センチに戻した。「ここまでがどれだけ大変やったことか」と懸命なリハビリの成果に息をついた。だがその後、左太ももだけが再び5ミリ細くなった。手術の影響が残っている証拠だ。
それでも、失投を逃さぬ集中力で、今季の打率4割7厘、3本塁打、11打点と抜群の働き。巨人に連勝し、3年ぶりに開幕から3カード連続で勝ち越した。主砲は「油断せんように」とニコリともせず、単独首位に立った指揮官も「明日がある」と口をそろえた。金本が6日、大記録に到達すれば、G倒3連勝も見える。
参照元:スポーツ報知
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