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◆阪神2―3中日(16日、京セラドーム大阪) 笑顔がこぼれたのは、わずかな間だった。球団史上4人目となる、監督就任300勝目のウイニングボールを監督室で川上から受け取った落合監督。だが、報道陣の前に出てくればいつもと同じ表情を作った。「300勝? まだ辞めるわけじゃない。選手たちが必死こいてやってくれた結果」コーヒーをすすり、記念星に無関心を装った。
重苦しいムードを、主砲が切り裂いた。下柳をとらえきれずに0行進が続いた6回。無死一塁からウッズが通算200本塁打となる30号2ランを左中間席にぶち込んだ。「早く200号を打ちたかった」来日5年目での200号はバース(阪神)、カブレラ(西武)に並ぶスピード記録。指揮官の300勝に花を添え「最高の気分」と、無邪気に笑った。
主砲の一発などでリードをもらった投手陣も奮闘。川上が7回3安打1失点で、4年連続の2ケタとなる10勝目に到達。9回は岩瀬が3者凡退でリーグトップの31セーブ目をマークした。
エースが踏ん張り、4番が打つ。指揮官の理想とする展開で、巨人を勝率で上回り16日ぶりに首位に躍り出た。「憲伸(川上)は良かったな」バスに乗り込む直前、エースをたたえたオレ流監督。Vを争う巨人、阪神に連続で勝ち越し。その表情には、優勝への手応えがにじんでいるように見えた。
参照元:スポーツ報知
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