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シカゴの地元紙が4日付で、中日からFAとなっている福留孝介外野手(30)に対し、エンゼルスに5年総額9000万ドル(約100億円)でFA移籍したハンター外野手並みの条件になる可能性を報じた。また、広島からFA宣言した黒田博樹投手(32)についても条件が高騰。3日開幕したウインターミーティングでは、日本の誇る投打のFA組獲得に、メジャー各球団のマネー合戦が展開されそうだ。
米大リーグの球団関係者や選手の代理人などが一堂に会するウインターミーティングが3日、米テネシー州ナッシュビルで始まった。表面上は大きな動きはなかったが、水面下で「FUKUDOME」の名前が会場を駆けめぐった。
4日付のシカゴ・サンタイムズ紙電子版は、地元カブス補強の目玉・福留の条件高騰を伝えた。同紙によると、その値段はツインズから今オフにFAとなった7年連続ゴールドグラブ賞の名手ハンターが、エンゼルスと交わした5年総額9000万ドル(約100億円)程度になる可能性もある、としている。
争奪戦を繰り広げるパドレスのタワーズGMはこの日、「われわれの補強ポイントは外野手。(福留獲得の)チャンスはあるはず。(6日に)この会議が終わるまで、最低1人の外野手との契約をまとめたい」と明言。Wソックスのギーエン監督も興味を示したほか、ドジャース、レンジャーズも乗り出すなど、メジャー各球団が一気に札束攻勢をかける可能性が示されたようだ。
大リーグ挑戦を明言した黒田と違って、福留は来季のプレーする舞台を明らかにしていない。それでも、先週「早く態度を決めてくれ」とメディアを通じて訴えたカブスのヘンドリーGMは、3日には「いい外野手を決めるまでは、この会場(ウインターミーティング)から去ることはできない」と福留獲得への決意を口にしている。
代理人のアーボン氏はMLB公式ページの電話取材に、ウインターミーティングを欠席することを明かした。その上で「複数の球団からオファーを受けている、としか言えない。ただ、今週末までに移籍先を絞り込みたい」と展望を語った。最近は、インターネット交渉の時代だけに、最終日の6日までに一気に交渉が進展することも濃厚。米各球団の動きから目が離せない。
参照元:スポーツ報知