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中日からFAでカブスに移籍した福留孝介外野手(30)が7日、新天地での全試合出場に意欲を見せた。愛知・中部国際空港から、楽天の山崎武司内野手(39)らと毎年恒例のハワイ自主トレへ出発。「全部出られれば出たいし、そのための準備はしていきたい」と、ルーキーとしては2003年のヤンキース・松井秀以来となる快挙を見据えた。
わずか81試合の出場に終わった昨季の悔しさか、それとも緊張感を求める野球選手としての本能か。福留がフル出場への思いを口にした。「全試合に出たいという思いは?」という問いに、「全部出られれば出たいし、そのための準備はしていきたい」と答えた。
もちろん、わがままを通す気はない。試合数が多く、移動距離も長く、時差もあるハードなメジャーでは、主力に休養日を設けることが一般的だ。「それは現場(首脳陣)が考えること。向こうのシステムに合わせるのもいいと思うし、かたくなということはない」とピネラ監督の決定には従うつもりだ。それでも02、03年以来、自身3度目となる全試合出場への意欲を秘めているのは間違いない。
そのためには、まずは指揮官に信用されることが必要。巨人で連続試合出場を続けていた松井秀は03年、当時のトーレ監督の厚い信頼を得て全試合に起用された。実力を認められれば、福留もゴジラに続くことができるはずだ。
“秘密兵器”の存在もある。この日、元中日の中沢好宏トレーナー(45)が、専属トレーナーに内定したことが分かり、今回の自主トレにも同行した。「長く見てもらっている」と信頼を寄せる同トレーナーに、初体験となる162試合の長丁場を戦い抜く体をサポートしてもらう。
昨年8月に手術した右ひじの回復も順調で、ハワイでは例年通り、下半身を中心に体づくりに励む予定だ。「開幕に合わせて慌てずにやってくれ、と言われている。無理に(ペースを)上げず、しっかりと動ける体をつくりたい」まずは1年間を乗り切る体力を得るため、常夏の島へと飛び立った。
参照元:スポーツ報知