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スポーツ報知評論家の権藤博さん(68)=元横浜監督=が9日、楽天の沖縄・久米島キャンプを視察。1軍ブルペンに熱視線を送り、充実の投手陣に太鼓判を押した。中でも高評価だったのが、ここまで順調調整を続けている青山浩二投手(24)と永井怜投手(23)。目標の開幕ローテーション入りへ向け、ボーダーライン上でしのぎを削る右腕2人に大きな期待を寄せた。
即戦力左腕・長谷部の加入など開幕前に評価急上昇の楽天投手陣。権藤氏も、その充実ぶりに目を見張った。
「思っていたより2年早くでき上がった。最初の年には、投手陣がそろうまでに6年はかかると思っていた」
開幕ローテーション争いも、し烈だ。中でも岩隈、田中の2枚看板の順調な仕上がりに満足げ。
「田中は大丈夫。岩隈もいい状態だ。球にキレがある。ただ、あれだけキレがあるのだから、制球を重視しすぎる必要はない。低めに投げようとして、球が引っかかってしまっている感じだ。もっと、キレを重視すれば大丈夫」
野村克也監督(72)の評価が高い新人・長谷部、高卒3年目・片山の両左腕もローテ入りが有力。割って入るのが、この日、141球を投げた青山と125球を投げた永井の両右腕だ。
「青山は、いい直球を持っている。それを生かすために変化球などを使って、目先を変えるような投球をすることが必要だ。素材は、とてもいい。永井も非常にいい。地球には重力があるが、球持ちがいいから、直球が途中からフワッと浮き上がるように見える」
クライマックスシリーズ進出を最大の目標に掲げる今季。充実の投手陣で、その可能性は十分だ。
「去年までとは全く違う。3位に入りたいと言っても、誰も笑わない。もう夢では、なくなった」
権藤氏は楽天が蓄えつつある力に太鼓判を押した。
参照元:スポーツ報知