スポンサードリンク
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
レッドソックスの松坂大輔投手(27)が9日、成田空港発の全日空機で渡米、キャンプ地のフロリダ州フォートマイヤーズに向かった。「連覇」と「1年目以上の成績」を目標に掲げる2年目。右肩痛で前半戦絶望となったカート・シリング投手(41)に、恩返しのフル回転を誓った。
ゲートに姿を現した怪物の穏やかだった表情が曇った。ボストンの地元紙が「シリングの前半戦絶望」と報じたことに、「正しいかどうかは分からないが、もしそうなら少しでも軽くて早い回復を望みたい」とベテラン右腕の具合を案じた。
松坂は新人だった昨年、シリングからさまざまなアドバイスをもらった。だが、師と仰ぐ右腕が不在の時こそ恩に報いるチャンス。「昨年はいろいろと迷惑を掛けた。今年は若い投手で乗り切りたい」同級生のベケット、24歳のレスター、23歳のバックホルツを含めた若手が全力で穴を埋める必要性を説いた。
もちろん、怪物自身もフル回転をかってでる。未知数の若手が思うような結果を残せない場合、中4日での登板が増える可能性もあるが、それも快諾。「去年と同じく1年間、ローテーションを守りたい」いかなる状況でもローテを死守する意気込みを示した。
キャンプではフォームのマイナーチェンジを図り、新球習得は封印して現在の持ち球を磨くことに専念する。1年目の経験に基づいたテーマを持って臨むキャンプは、16日にスタートする。
◆昨年の松坂 07年1月11日、米ロサンゼルス郊外で自主トレを行うために成田空港から渡米。ポスティング入団により生じたトレーニング遅れを取り戻すため、キャンプイン直前まで約1か月間、代理人のボラス氏関連の施設で汗を流した。
参照元:スポーツ報知