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◆楽天3―2西武(2日・フルキャスト宮城) 「雪が降る~」お得意の歌を口ずさもうとしたノムさんが、報道陣に聞き直した。「(今季の同一カード)3連勝は何回目? 3回目? そんなにしてるなら、雪は降らないな。日常茶飯事だ」今年6月19日以来、そして9月では夢の4位浮上を、辛口の指揮官が実力と認めた。
大量得点で制した1、2戦目とは一転、接戦で力を見せた。初回に山崎武の投ゴロ野選の間に先制。この1点を全員で守った。嶋が福地、片岡と俊足の走者を刺して先発・朝井をリズムに乗せると、4回、G・G・佐藤の大飛球を憲史がフェンスに激突しながらキャッチ。球団創設3年目で、初めて西武に3タテを食らわせた。
躍進のキーワードは「自信」だ。朝井は昨年まで極度の制球難に悩んでいたが、7つの白星を重ねるうちに殻を破った。「勝てば4位というのを意識しないのは無理だった。でも、ピンチでも平常心でいられた」12セーブ目を挙げた小山は“ノミの心臓”が災いして過去2年連続でストッパー失格の烙印(らくいん)を押された。それが、中村の頭部にぶつけた危険球退場の翌日、不安なはずのマウンドを3者凡退で締めた。1勝ごとに成長する発展途上の選手たち。“寄せ集め”ならではの強さが、そこにはある。
2年連続最下位の楽天に消化試合はない。米田球団代表は「このチームが1つ上の順位に上がるのは、他球団以上に意味があること。当然、順位は年俸に反映します」と約束した。クライマックスシリーズ圏内の3位は現実的には遠い。だが、充実感に満ちた戦士たちの目を見れば、奇跡も信じたくなる。
参照元:スポーツ報知
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