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◆ヤンキース1―7マリナーズ(3日・ニューヨーク) マリナーズのイチロー外野手(33)=本名鈴木一朗=が、近代野球とされる1900年以降の大リーグでは2人目の7年連続200安打を本塁打で達成した。
83―89年に記録したウエード・ボッグス(レッドソックスなど)と並ぶア・リーグ記録となる。近代野球以前では、ウイリー・キーラー(オリオールズなど)が1894年から1901年に記録した8年連続がある。
今季200安打まであと「2」としていたイチローは1回の第1打席で右前打し、3回の第2打席で通算354勝のロジャー・クレメンス投手から右中間に今季6号ソロ本塁打を放ち大台に乗せた。この日は3安打の活躍でチームは7―1で勝ち、連敗は9でストップした。
イチローはオリックスからマリナーズに移籍した大リーグ1年目の2001年から毎年200安打以上を記録。04年にはシーズン262安打の大リーグ最多記録をマークした。今年7月には大リーグ歴代3位のスピード記録となる1060試合での1500安打を達成した。
3日現在、大リーグ1555安打、日本での1278安打と合わせ、日米通算2833安打となった。
イチロー(本名鈴木一朗=すずき・いちろう)愛知・愛工大名電高時代は投手として甲子園大会出場。92年にオリックス入団。94年にプロ野球初のシーズン200安打。94年から00年まで7年連続首位打者。ポスティングシステム(入札制度)で米大リーグのマリナーズに入団し、日本人野手第1号となった。1年目の01年に242安打を放って首位打者と盗塁王を獲得し、MVPと新人王に輝いた。04年は日米通算2000安打を達成、262安打を放ち、大リーグのシーズン最多安打記録を更新。7年連続出場となった今季のオールスター戦では史上初のランニング本塁打を記録してMVPに選出された。右投げ左打ち、33歳。愛知県出身。
◆城島、「途切れないで」
イチローの記録達成に大リーグでプレーする日本選手からも祝福の声が送られた。マリナーズで一緒にプレーする城島は「今年は去年のような(途中での)苦しそうな感じが見えなかった。185本目あたりからぐっと上がってきた。イチローさんの6年目から僕がマリナーズに来たが、一緒にプレーしている間に途切れてほしくないですね」とさらなる期待を寄せた。
フィリーズの井口は「1、2番としては打ってみたい数字。毎年、やり続けているのはすごい」と刺激を受けた様子だ。
オリックス時代の同僚のカージナルス・田口は「誰も知らない世界だから、簡単にコメントできないんですよ」と前置きした上で「彼にしか分からない苦労があると思うが、まず体と心ありきだと思う。それを完ぺきに維持していることが、安打の数に出てくるんでしょう」と話した。
参照元:スポーツ報知