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楽天は31日、仙台発のチャーター便でキャンプ地の沖縄・久米島入りした。空港での歓迎セレモニーでは、野村克也監督(72)がAクラス入りを宣言。これに対し、平良朝幸久米島町長(58)は早くも、クライマックスシリーズ(CS)進出を果たした場合に、島民を挙げて応援ツアーを組むことを約束した。膨らむ島の期待を一身に受け、1日からのキャンプで土台作りを進める。
キャンプスタートを前に、久米島町民のCS応援ツアー計画が早くも着々と進行中だ。この日、ナインを熱烈な歓迎セレモニーで迎えた平良町長は「CSに進出したら、当然、応援に行きます」と断言。楽天久米島協力会によると、初のAクラス入りを果たした場合の応援ツアー敢行は、すでに決定済みという。
同会はこれまで、毎年6月に観戦ツアーを実施している。久米島→那覇→羽田(もしくは福島)と経由して仙台入りする長旅で、2試合を観戦する3泊4日の強行軍。約10万円のプランに、毎年30人程度が参加するという。今年もこのツアーは実施予定だが、島民がさらに強く希望するのは10月のCS観戦。初の大舞台で躍動する楽天ナインをバックアップすることだ。同会関係者は「もし実現したら、ツアー参加者は相当な数になると思う」と話す。
もちろん、選手やスタッフも思いは同じ。野村監督はセレモニーのあいさつで「基礎固めの3年が終わり、ここからが本当の戦い。気持ちを引き締め、最低でもAクラスを目指したい」と宣言。選手会長の高須洋介内野手(31)も「CSに進出できるよう、久米島で1か月間がんばっていきたい」と力を込めた。
「投手陣が安定しているし、今年はいける」と平良町長。島民とともに初のCS進出を果たせるかは、この1か月の過ごし方次第。最大の目標に向かい、楽天が久米島でさらなる進化を遂げる。
参照元:スポーツ報知