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ソフトバンク・王貞治監督(67)が31日、ナインに“長渕イズム”を注入した。宮崎市内の選手宿舎で行われた全体ミーティングで親交のある歌手・長渕剛(51)の代表曲「乾杯」を紹介。歌詞の一節を取り上げ、横一線での競争をうながした。
選手、スタッフら約150人を前に、王監督は毎年恒例の監督指針「0・1秒スピードアップ」などを発表後、意外な人物の名前を挙げた。「長渕剛さんという人の歌に『乾杯』というのがある。『今、君は人生の大きな大きな舞台に立ち、はるか長い道のりを歩き始めた君に幸せあれ』という文句。オフの間に聴いてみると、すごく意味深に感じたんだよ」歌詞の一節を取り上げ、現在の心境を語り始めた。
1988年にミリオンセラーとなった「乾杯」は、結婚披露宴の定番曲。06年夏に胃の全摘出手術で入院した王監督を長渕が見舞いに訪れるなど、2人の交流も深い。オフに改めて「乾杯」を聴き直したという指揮官は「チームもそうだけど、個人もそう。横一線なんだね。今の歌のように『人生の大きな舞台に立ち』はすべての選手に当てはまる」と説いた。
この日、新外国人のホールトン投手獲得を発表するなど、投打ともに競争激化が予想されるホークス。王監督が「(長渕は)熱いよね。何かに熱くぶつかっていけるのはすごい」と共感したように、選手たちにもグラウンドで闘魂を注入していく。
◆王監督と長渕剛の交友 1982年のTBSドラマ「王貞治物語」で主題歌を担当したのがきっかけ。交友は20年以上に及んでおり、06年7月には胃の全摘出手術を受けて入院していた王監督を悦子夫人とともに見舞いに訪れ、一晩かけて描いた自作の油絵をプレゼントした。
参照元:スポーツ報知