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◆ア・リーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)第6戦 レッドソックス12―2インディアンス(20日・ボストン) レッドソックスが大勝し、3勝3敗のタイに持ち込んだ。第7戦は21日夜(日本時間22日午前)に当地で行われ、レッドソックスは松坂大輔投手が先発、3年ぶりのリーグ制覇を目指す。
松坂は、ポストシーズンはここまで2試合に先発し、いずれも5回途中で降板。地区シリーズ第2戦は3失点、リーグ優勝決定シリーズ第3戦も4失点と不本意な内容で、大一番での投球が注目される。
快勝で成績を3勝3敗の五分に戻したチームメートを、松坂はグラウンドに出てハイタッチで出迎えた。「3敗したあと、チームのみんなに『必ずおまえに回すから準備をしておけ』と言われていた。自分の番が来るのを待っていた」と話した。
この日の力投でポストシーズン通算10勝目を挙げたシリングは「言いたいのは『勝て』。それだけ。大きなことをやってくれるはず」。第3戦で松坂が敗戦投手となった翌日にアドバイスをしているベテランは短く気合を込めた。また、1回に満塁本塁打を放ったドリューは「われわれがしっかり守り、彼(松坂)がストライクを先行させることが重要」と話した。
フランコーナ監督は「興奮しているし、本拠地でできるのは大きい」と喜びながらも「先発投手が重要。今夜の結果はあす何の意味もなさない」と松坂の投球に期待していた。
「気持ちは入っている。あしたに向かっている」。メジャー1年目で勝てばワールドシリーズ進出、負ければ今季終了の試合に“三度目の正直”を期して先発する「1億ドル右腕」。淡々とした口調ながら、すでに気持ちは決戦に向かっていた。
参照元:スポーツ報知