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◆ロッテ2×―1日本ハム(12日・千葉マリン) その瞬間、成瀬の胸にはこみ上げてくるものがあった。同点の9回2死二、三塁。大松の打球は中堅手のはるか頭上を越え、今季2度目のサヨナラ勝ち。ベンチから大松に駆け寄り、思い切り抱きついた。「声がかれるくらい応援していた。うれしくて涙が出てきそうになった」お立ち台で声が上ずった。
2安打1失点完投で2勝目。興奮の輪の中で、“異変”が起きた。「脇腹とか、体がつってしまって…。原因は思ったより疲れていたのと、喜び過ぎたのと両方ですね」
体が知らず知らず悲鳴を上げるほど、入魂の116球だった。6回まで許した走者は四球の1人だけ。無安打無得点がちらつく7回、先頭の田中に初安打を許しても冷静だった。「いずれ打たれると思っていたので、逆に気が楽になった」失策絡みで同点に追いつかれた9回以外は二塁すら踏ませず、日本ハムには2年越しの6連勝となった。
「きょうはどうしても勝ちたかった」前回登板のソフトバンク戦(5日)では、同い年の新人・大場に投げ負けパ・リーグ相手の公式戦連勝が16で止まった。加えて、チームが2連敗で迎えたこの日は、負ければ単独最下位の危機。逆境で真価を発揮した。
スタンドからは、横浜高野球部の3年先輩で、プロボクサーの松岡政さん(大橋ジム)が見守っていた。「『横浜はすごい』とアピールできてよかった。これからまた連勝したい」笑顔の戻った背番号17に引っ張られ、ロッテが逆襲態勢に入る。
参照元:スポーツ報知
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