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◆ソフトバンク8―5西武(12日・福岡ヤフードーム) 高々と舞い上がった打球が左翼席前列に飛び込んだ瞬間、小久保は両手を大きく広げてダイヤモンドを悠然と回った。同点の7回2死一、二塁、岡本の高めに浮いた138キロ直球をとらえた。決勝の1号3ランは昨年9月23日の日本ハム戦(札幌D)以来となる一発。今季初のお立ち台では「高く上がりすぎたけど、ひと伸びしてくれた。みなさんの思いと共にスタンドに届いてくれました」と、ファンに感謝の言葉をささげた。
1つの好プレーが伏線にあった。「あそこでスチールできたことで勝利の女神がほほ笑んでくれた。次の打席につながったのをすごく感じた」逆転された直後の6回1死二塁で、二塁走者の小久保は初球に三盗を敢行。これが捕手・細川の三塁悪送球を誘い、同点のホームを踏んだ。
昨年10月末に左手首の手術を受け、8日のオリックス戦(熊本)で復帰したが、この日まで4試合で14打数3安打。チームも1勝3敗と波に乗れない状況が続いていた。だが、13日に迎える1500試合出場を自ら前祝いする殊勲弾。「勝って祝いたい。明日勝って連続カード負け越しを止めましょう」と、5カードぶりの勝ち越しを誓った。
乱打戦を制して5割復帰。首位・西武と2ゲーム差に縮め、王監督も「きょうは大きい勝利。小久保が意表をついた盗塁で、その後も自分で決めてくれた」と、うなずいた。出遅れていたチームリーダーが存在感を見せつけ、逆襲へ弾みをつけた。
参照元:スポーツ報知
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