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ア・リーグの最優秀選手賞(MVP)に19日、ヤンキース残留が決定的なアレックス・ロドリゲス内野手(32)が選出された。同選手の受賞は2005年以来2年ぶり。3度目の受賞は史上9人目の快挙だ。全米野球記者協会の投票で28票中26票の1位票を獲得、計382点で首位打者となったオルドネス外野手(タイガース)に大差をつけた。なお、イチロー外野手(マリナーズ)は8位だった。
今季のロドリゲスは、打率3割1分4厘、54本塁打、156打点。02年以来自身2度目の2冠に輝いた。前半戦は絶望視されたヤンキースのポストシーズン進出に貢献。守備面でも昨年の24失策から13失策と大幅にレベルアップ、攻守にわたる活躍を見せ、3度目の受賞となった。
「ボクはニューヨークで成長させてもらっている。特別なユニホームに袖を通して4年。最近3年間で2度もMVPに選ばれるなんて。夢のようなシーズンで、忘れられない1年だった」と喜びを表現した。その上で「自分の経歴には大きな空きがある。もし出来るなら3度のMVPを1度のワールドチャンピオンと交換したい」と言い切った。
今オフ、契約見直しでFAとなったが、代理人のボラス氏は今後10年間総額3億5000万ドル(約385億円)でなければ交渉のテーブルにつかない、と宣言した。そのため、一時は移籍確実と見られていたが、ヤンキースに残り、世界一の夢を追い求めることを決断。年俸総額も2億7500万ドル(約300億円)前後で落ち着きそうだ。
通算762本塁打の大リーグ記録保持者のボンズは、米連邦大陪審に起訴された。これを現在518本の32歳Aロッドが、ヤンキース在籍中に抜くことは確実だ。「ニューヨークで世界一にならなければ、自分の野球人生は終われない」大きな夢を持つ男が将来、MVP受賞回数でも7度のボンズを抜くかもしれない。
◆イチローは8位 ロドリゲスを2位にしたのはともにデトロイトの記者。そろって今季首位打者を獲得した地元タイガースのオルドネス外野手に1位票を入れた。また、イチローは28人中21人から票を得て計89点の8位となった。10傑入りしたのは262安打の新記録を作った04年(7位)以来3年ぶり。
参照元:スポーツ報知