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巨人・内海哲也投手(26)が27日、自らの好投でチームの借金を完済させることを宣言した。チームは28日の楽天戦(東京D)で今季初の勝率5割到達をかけ、6度目の挑戦をする。先発予定の内海は現在、先発ローテ入りした06年以降で自身ワーストとなる5戦連続で先発白星なし。「必ずお立ち台に上がります」と6試合ぶりの勝利を誓った。また、小笠原道大内野手(34)も5割復帰へ強い意欲を見せた。投打の主軸の活躍で、何度も阻まれた“壁”を打ち破る。
言葉はいらない。内海は決意に満ちた目で、借金完済のかかる28日の楽天戦への意気込みを聞かれた時だった。「多くは語りません。試合で魅せます」穏やかな表情を厳しく一変させて吐き出したわずか二言で、次回登板にかける思いの強さを示した。
“6度目の正直”で、結実させる。28日の楽天戦(東京D)で、チームは今季初となる勝率5割到達を狙う。過去5度のトライはすべて失敗。そして内海にとっても同じ、6度目の挑戦となる。現在、4月22日の横浜戦(宇都宮)以来、1か月以上勝利から遠ざかっている。シーズンを通して先発ローテを任させるようになった06年以降では、自身ワーストとなる5戦連続で先発白星なしと、がけっぷちに立たされている。「(チームの)5割挑戦が6度目なのは分かっています。必ずお立ち台に上がります」ただ勝つだけでなく、ヒーローの座につくことをも珍しく宣言。自分を徹底的に追い込んだ。
さらに先輩から背負った思いもぶつける。「去年頑張ったのは、僕たちだと思っていますから」高橋尚に続き、木佐貫までも不調で2軍落ちとなった。「ここで倒れるわけにはいかないでしょう」昨季、3人合計で、チームの勝ち星の半数に当たる40勝を挙げた3本柱の“最後の砦(とりで)”として、意地をみせる。
この日はジャイアンツ球場で、短距離ダッシュなどで、瞬発力を養って最終調整した。前回登板後には、原監督から「あと10年はバリバリでローテーションを守ってもらわなくては困る」と飛ばされた猛ゲキに対する“一発快投”が求められる。「気にするのは相手のことじゃない。いろいろとたまっている分をぶつけます」腹の底に煮えたぎる自分への怒りを活力に、正念場のマウンドに上がる。
参照元:スポーツ報知