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仰天の提案だった。山田正雄アマスカウトSD(62)から「中学時代にも経験があるみたいだし、僕個人は捕手も面白いと思う」と振られると、中田は苦笑いするしかなかった。「頑張りたいと思います」しばしの沈黙の後、何とか言葉をつなぐのが精いっぱいだった。
寝耳に水だった。ドラフト指名直後は、三塁挑戦を明言。現在も守備練習に多くの時間を割いて「初めに比べれば、慣れてきました」と自信がつきはじめたなかでの“コンバート案”だった。それでも、山田SDは「肩は強いし、グラブさばきもいい。やってみないと分からないよ」とプッシュした。
確かに怪物の球歴をみれば、ありえない話ではない。小学3年で野球を始めた時のポジションは捕手。投手も兼任した広島鯉城シニア時代には、現早大の松下(2年)とバッテリーを組んでいた。「まあまあ、やれてましたよ」と中田。実現すれば、ダルビッシュとの“怪物バッテリー”の誕生という夢も広がる。
契約金1億円プラス出来高5000万円、年俸1500万円。高卒新人野手としては、史上初の“満額契約”を結んだ怪物は「本当にすごい評価。一生懸命やって、期待以上の結果を残したい」と誓った。外野、内野、そして捕手まで務まれば、1軍定着への道は一気に近づく。だからこそ「試合に出るためには、挑戦するしかないです」と決意を新たにした。
最近は食事面で野菜を多く取り入れ、一時は108キロまで増えた体重を100キロに絞り込むなど、プロで戦う体づくりも着々と進んでいる。梨田監督から早くも来春キャンプの1軍スタートを約束された怪物は「自分の力不足でがっかりさせたくない」と力を込めた。目標の「新人王」のためには、なりふり構わず貪欲(どんよく)に突き進んでいく。
◆日本一逃し残念 日本ハムの日本シリーズ敗退に、中田は「お世話になる球団だから、勝ってほしかったです」と残念そう。特に第5戦は、大阪桐蔭で2年先輩だった中日・平田の右犠飛が決勝点となり「平田さんには打ってもらいたかったけど複雑でした」。それでも、頂上決戦を通して「一人ひとり楽しそうにやっていた。早く一緒にプレーしたいと思った」とチームカラーを再認識した様子だった。
◆夢と大地サイン 日本ハム・梨田新監督が“初サイン”を披露した。地元ファンから差し出された色紙に「夢と大地」の文字が躍った。「近鉄時代は(01年に)最下位から優勝したので“夢と感動”でしたが、北海道というので大地。一緒に夢に向かって歩んでいくように」と説明。お宝をゲットした沖縄・恩納村の佐藤幸夫さん(24)は、「本当に人柄の良さそうな方でした」と大喜びだった。
◆ひちょりに興味 中田は「話をしてみたい選手」に森本の名前を挙げた。ユニークなキャラで人気を集めるひちょりに対して「ファンに好かれているのが、テレビを見ていても分かる」と興味津々。ただ、奇抜なパフォーマンスには「けっこう、恥ずかしがり屋なので…。ああいうことをやる度胸はないです」と消極的だった。
参照元:スポーツ報知