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◆日本ハム2×―1楽天(26日・札幌ドーム) 負けたくない。その一心だった。本塁クロスプレーがセーフになった瞬間、田中は血相を変えて秋村球審に抗議していた。初の札幌凱旋登板。待っていたのはプロ初のサヨナラ負けだった。
「今までも詰めが甘いところが多かった」完封目前の9回1死から田中賢に四球。ここから悪夢の結末につながった。最後の場面はタイミング的には完全にアウト。嶋がミットで紺田のヘルメットをはじいたように見えたが、空タッチと判定される不運もあった。ロッカーで必死に冷静さを取り戻した田中は「判定は言っても変わらない。ヒットを打たれた自分が悪い」と声を絞り出した。
ダルビッシュとの再戦には勝った。「高校時代に北海道でお世話になったし、気持ちは入ったけど、舞い上がったりすることはなかった」駒大苫小牧高出身だけに、北海道の日本ハムのファンからも声援を受け、8回まで2安打無失点。球界のエースを先にマウンドから降ろした。8三振を奪って今季183奪三振。高卒新人では稲尾和久(西鉄)の182を超え、大石清(広島)と並ぶ5位タイへ浮上した。「前回の反省を生かして投げられた。9回を除いては…」納得の内容だっただけに、悔しさも増した。
チームはこれで今季の負け越しとBクラスが確定した。次回が今季最終登板。10月4日のロッテ戦(フルキャスト宮城)で、本拠地最終戦の先発という大役を務める。大きな代償を払った教訓を胸に、マー君が有終の美を飾る。
参照元:スポーツ報知
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