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混戦のパ・リーグは29日から6球団が9連戦に突入する。日本ハム・ダルビッシュ有投手(21)が5月1日のロッテ戦で鬼門突破に挑む。千葉マリンスタジアムは昨年までの3年間で6度先発し、0勝3敗、防御率6・15。最悪の相性だが、パの4冠投手は「今は問題ない」とジンクス打破に自信を見せた。すべての弱点を克服して、究極のパーフェクトエースを目指す。
最強エースにジンクスはいらない。ダルビッシュの今季7度目となる先発の舞台は千葉マリン。「仙台や神宮と違ってマウンドは別に嫌いじゃない。ただ、早く勝てるにこしたことはないですね」これまで一度も勝てない因縁の球場。言葉に自然と力がこもった。
千葉マリンではプロ入り3年間、合計6試合で0勝3敗、防御率6・15。沢村賞、リーグMVPを獲得した昨年も、2度先発して未勝利(1敗)に終わった。札幌ドームでのロッテ戦は通算6登板で5勝0敗、防御率0・55。驚異的な相性の良さが、敵地で一変する。千葉マリン特有の強い海風が、勝てない一因だ。ダルビッシュも「2年目までは気になっていた」と振り返るように、バランスを崩し、コントロールを制御できない。
今季は違う。「去年くらいから全然、気にならなくなった。むしろ風を利用して変化球が切れることが分かった」昨年9月12日の試合では里崎の3ラン一発に沈み、黒星こそついたが、8回完投で自己最多タイの14三振を奪った。嫌なイメージは一掃できつつある。
鬼門突破の力はついた。4勝、勝率10割、奪三振51、2完封でパの投手4冠を手にしている。自信の表れか、「一度も勝ってないけど、問題ないと思います」と必勝を宣言した。中6日の先発でコンディションも万全。死角は剛腕で消す。
◆中田1軍昇格まだ先 ○…中田の1軍昇格への道は遠そうだ。27日の楽天戦(Kスタ)で高橋が右大胸筋の張りを訴えて途中交代。都内の病院で軽度の挫傷と診断され、数日間は様子を見ることになったが、2軍から金子洋の昇格が決まった。故障者続出の中、中田の名前は挙がってこないが「まだないね。代打じゃ意味がないし」と梨田監督は語っていた。
参照元:スポーツ報知