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◆横浜3―1広島(27日・横浜) 戦況を見つめていた小林に、笑顔がはじけた。大学・社会人1巡目ルーキーが、7回6安打1失点で初先発初勝利。ナインからハイタッチを受けた右腕は「うれしいです。パの新人が活躍していて乗り遅れていたけど、とりあえずスタートに立てました」。今季セ・リーグ新人の白星一番乗りを果たした。
緊張に押しつぶされそうになった。初回に失点し、2回も2死二、三塁のピンチ。小林は「最初はバタバタだった。監督と斎藤コーチから『ボールは来ているから自分を信じて低めに集めれば大丈夫』と言われて楽になった」。3回からは得意のチェンジアップを低めに集中。3回以降二塁も踏ませず、村田の逆転2ランを呼んだ。
無名だった群馬・富岡高から立大、JR東日本を経てプロ入り。年が上の分、大卒の桑原、高卒の佐藤祥と1軍に3人いる新人の中では兄貴的存在だ。車に2人を乗せて、寮から話をしながら球場入り。「一番(年が)上で最初に勝ててよかった」とホッとした表情を浮かべた。
チームは9カード目で初の3連戦勝ち越し。大矢監督は「3回以降は安心して見ていられた。内容的にローテ入りできる」と次戦以降の先発も明言した。チーム防御率が12球団ワーストの4・59と苦しい投手陣に救世主が現れた。
◆小林 太志(こばやし・ふとし)1983年5月11日、群馬県生まれ。24歳。富岡高から立大―JR東日本を経て07年大学・社会人ドラフト1巡目で横浜入り。立大時代は東京六大学リーグで通算10勝をマーク。JR東日本では1年目の06年から主戦として活躍し、都市対抗野球4強入りに貢献した。183センチ、84キロ。右投右打。独身。
参照元:スポーツ報知