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◆北京五輪 野球1次リーグ 台湾1―6日本(14日・五カ松球場) 星野ジャパンが、本来のつなぎの野球を見せて初勝利を挙げた。午後からの激しい雨で試合開始が1時間も遅れるハプニングが影響したのか、台湾に1点先行される苦しい展開。5回に阿部が値千金の1号同点弾で波に乗ると、6回には稲葉が中前へ勝ち越し適時打。9回には中島、西岡の連続タイムリーなど打者10人の攻撃で試合を決めた。守っても6回を1失点にまとめた先発・涌井に続き、岩瀬―藤川―上原と自慢のトリプルストッパーがピシャリ。投打とも日本らしさの出た白星で、1次リーグの成績を1勝1敗とした。
力強いハイタッチが、勝利の証しだった。わずか8球。9回の1イニングを完ぺきに締めた上原を、星野監督が笑顔で出迎えた。「1点差じゃちょっとだったが、9回に追加点を挙げてくれた」今季を苦しみ抜いた右腕との勝利の儀式で、実感した五輪初勝利。熱いアドレナリンが、闘将の体を駆けめぐった。
この瞬間を、待っていた。6回、重苦しい雰囲気を吹き飛ばすかのように、稲葉が勝ち越しの中前安打を放つと、闘将が動いた。尻上がりに調子を上げてきた先発の涌井を6回で降ろして、惜しげもなくトリプルストッパーをつぎ込んだ。7回には岩瀬、8回には2試合連続で藤川を投入し、5点のリードが開いても最後は守護神・上原をマウンドに送った。
「上原の不調は肉体的な面もあるが、ここよ」左胸を指さし、今季の不振の原因を明かした指揮官。「いろんなセラピーがいるが、野球のことでできるのはオレだけだから」2日から始まった直前合宿(G球場)で上原を付きっきりで指導。技術面だけでなく、傷ついた精神面のケアにも全力を注いだ効果が、この日に結果となって表れた。
持ち前のテンポのいい投球で、台湾の主軸を打ち取っていく。最後は4番の陳金鋒を3球で見逃し三振に仕留めた。「緊張はあったが、4点をもらってメチャメチャ、楽になった」と笑ったように、上原の完全復活劇をアシストしたのは、星野監督が目指してきた「つなぎの野球」だった。
初戦のキューバ戦から残塁の山を築いていた打線が、ようやく9回にひとつの線になった。1死後、村田の左前安打を口火に満塁と攻め、中島と西岡が連続適時打。単打と四死球を絡め、一挙4点をもぎ取った。「9回に取っているようじゃダメだよ。もっと早い回に先取点を取らないと」と苦言を呈したのは、JAPAN戦士への期待の裏返しだった。
7回からの3イニングを完ぺきに封じたトリプルストッパーと、4点を奪った9回の打者10人の猛攻。星野監督が掲げていた投打のスタイルが見事にはまり、勢いを吹き返した。「ちょっと遅かったけど、最後にストレスがスカッとしたな」と目尻を下げた。1日遅れで、星野JAPANが金メダル獲りへ発進した。
参照元:スポーツ報知
力強いハイタッチが、勝利の証しだった。わずか8球。9回の1イニングを完ぺきに締めた上原を、星野監督が笑顔で出迎えた。「1点差じゃちょっとだったが、9回に追加点を挙げてくれた」今季を苦しみ抜いた右腕との勝利の儀式で、実感した五輪初勝利。熱いアドレナリンが、闘将の体を駆けめぐった。
この瞬間を、待っていた。6回、重苦しい雰囲気を吹き飛ばすかのように、稲葉が勝ち越しの中前安打を放つと、闘将が動いた。尻上がりに調子を上げてきた先発の涌井を6回で降ろして、惜しげもなくトリプルストッパーをつぎ込んだ。7回には岩瀬、8回には2試合連続で藤川を投入し、5点のリードが開いても最後は守護神・上原をマウンドに送った。
「上原の不調は肉体的な面もあるが、ここよ」左胸を指さし、今季の不振の原因を明かした指揮官。「いろんなセラピーがいるが、野球のことでできるのはオレだけだから」2日から始まった直前合宿(G球場)で上原を付きっきりで指導。技術面だけでなく、傷ついた精神面のケアにも全力を注いだ効果が、この日に結果となって表れた。
持ち前のテンポのいい投球で、台湾の主軸を打ち取っていく。最後は4番の陳金鋒を3球で見逃し三振に仕留めた。「緊張はあったが、4点をもらってメチャメチャ、楽になった」と笑ったように、上原の完全復活劇をアシストしたのは、星野監督が目指してきた「つなぎの野球」だった。
初戦のキューバ戦から残塁の山を築いていた打線が、ようやく9回にひとつの線になった。1死後、村田の左前安打を口火に満塁と攻め、中島と西岡が連続適時打。単打と四死球を絡め、一挙4点をもぎ取った。「9回に取っているようじゃダメだよ。もっと早い回に先取点を取らないと」と苦言を呈したのは、JAPAN戦士への期待の裏返しだった。
7回からの3イニングを完ぺきに封じたトリプルストッパーと、4点を奪った9回の打者10人の猛攻。星野監督が掲げていた投打のスタイルが見事にはまり、勢いを吹き返した。「ちょっと遅かったけど、最後にストレスがスカッとしたな」と目尻を下げた。1日遅れで、星野JAPANが金メダル獲りへ発進した。
参照元:スポーツ報知
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◆北京五輪 野球1次リーグ 台湾1―6日本(14日・五カ松球場) 日本ベンチが揺れた。5番・稲葉のバットからはじかれた打球を見つめ、日の丸戦士たちが雄たけびを上げた。苦戦を強いられていた試合で、そして、今大会で初めてリードを奪った。
同点の6回、1死二塁。目の前で4番・新井が空振り三振に倒れた。「チャンスで回ってきたので、何とかしようと思っていた」打席で集中していた。元西武・張誌家の初球、外角高めに来た速球を中前に運び、勝ち越し適時打をマークした。
守備でもチームを救った。7回、1死一塁から迎えた羅国輝の打球は右中間に飛んだ。誰もが「抜かれた」と思ったが、背走してきた稲葉が伸ばしたグラブに収まった。体を回転させ、即座に二塁・西岡に返球。そこから一塁に転送され、飛び出していた走者はアウト。見事な併殺となった。
昨年12月、台湾で行われた五輪アジア最終予選では3試合すべてに先発し、10打数5安打の打率5割、3打点と活躍。今季は5月中旬から右でん部痛に苦しんだが、五輪出場だけはあきらめなかった。35歳での代表入りを「想像もしていなかった」と言い、今月3日に36歳になった男は、何としても恩返しを―と誓っていた。「(キューバ戦の敗戦で)嫌な雰囲気だったけど、これで盛り返していける」星野ジャパン初勝利に貢献した笑顔のベテランが、チームを次の勝利へと続く。
参照元:スポーツ報知
同点の6回、1死二塁。目の前で4番・新井が空振り三振に倒れた。「チャンスで回ってきたので、何とかしようと思っていた」打席で集中していた。元西武・張誌家の初球、外角高めに来た速球を中前に運び、勝ち越し適時打をマークした。
守備でもチームを救った。7回、1死一塁から迎えた羅国輝の打球は右中間に飛んだ。誰もが「抜かれた」と思ったが、背走してきた稲葉が伸ばしたグラブに収まった。体を回転させ、即座に二塁・西岡に返球。そこから一塁に転送され、飛び出していた走者はアウト。見事な併殺となった。
昨年12月、台湾で行われた五輪アジア最終予選では3試合すべてに先発し、10打数5安打の打率5割、3打点と活躍。今季は5月中旬から右でん部痛に苦しんだが、五輪出場だけはあきらめなかった。35歳での代表入りを「想像もしていなかった」と言い、今月3日に36歳になった男は、何としても恩返しを―と誓っていた。「(キューバ戦の敗戦で)嫌な雰囲気だったけど、これで盛り返していける」星野ジャパン初勝利に貢献した笑顔のベテランが、チームを次の勝利へと続く。
参照元:スポーツ報知
◆北京五輪 野球1次リーグ 台湾1―6日本(14日・五カ松球場) 鉄仮面を脱ぎ捨てた。涌井は感情の制御を忘れていた。同点で迎えた直後の5回。3者凡退で日本に流れを呼び込み、右拳でグラブをたたいた。勝ち越し直後の6回も3人で切り捨て、6回3安打1失点。「もう1回いけると思ったけど、後ろに3人いるし、納得して降りました」度胸満点の22歳右腕が、星野JAPANに初白星を運んだ。
我慢の先に本来の姿を見つけた。雨で試合開始が1時間遅れ、練習時間が不足。球場到着後、ブルペンに直行するなど大慌てで準備した。序盤は苦しみ、4回に先取点を許したが、1失点で踏みとどまった。5回以降は完全復調。逆転勝利につながる好投に、星野監督は「だんだんリズムに乗った。根気よく投げてくれた」と最敬礼した。
執念の復活劇だった。8日の強化試合では2回1失点。国際球が合わず、フォームも崩れた。「慣れていくしかない」と12、13日には2日連続でブルペン入り。突貫工事が実を結び「修正できた」と6三振を奪った。
台湾戦前には西武の帆足、岸らから激励を受け、“必勝宣言”のメールを返した。「(元西武の)張誌家がいる台湾をやっつけてきます」有言実行の94球。JAPAN、西武のチームメートと心をひとつにして戦った。
闘将が買った度胸は本物だった。昨年12月のアジア予選。フィリピン戦の先発を告げるため、星野監督は部屋に涌井を呼び出した。最終メンバーからの落選通告と勘違いした22歳は「嫌です」と断固拒否。その熱さに指揮官はほれ込み、大事な第2戦を託した。
キューバ戦黒星で金メダルロードに立ち込めた濃霧を右腕が振り払った。「五輪の野球は最後だし、絶対に金メダルを取らないといけない」野球人の誇りをかけて世界の頂点へ。涌井は熱く、燃えている。
参照元:スポーツ報知
我慢の先に本来の姿を見つけた。雨で試合開始が1時間遅れ、練習時間が不足。球場到着後、ブルペンに直行するなど大慌てで準備した。序盤は苦しみ、4回に先取点を許したが、1失点で踏みとどまった。5回以降は完全復調。逆転勝利につながる好投に、星野監督は「だんだんリズムに乗った。根気よく投げてくれた」と最敬礼した。
執念の復活劇だった。8日の強化試合では2回1失点。国際球が合わず、フォームも崩れた。「慣れていくしかない」と12、13日には2日連続でブルペン入り。突貫工事が実を結び「修正できた」と6三振を奪った。
台湾戦前には西武の帆足、岸らから激励を受け、“必勝宣言”のメールを返した。「(元西武の)張誌家がいる台湾をやっつけてきます」有言実行の94球。JAPAN、西武のチームメートと心をひとつにして戦った。
闘将が買った度胸は本物だった。昨年12月のアジア予選。フィリピン戦の先発を告げるため、星野監督は部屋に涌井を呼び出した。最終メンバーからの落選通告と勘違いした22歳は「嫌です」と断固拒否。その熱さに指揮官はほれ込み、大事な第2戦を託した。
キューバ戦黒星で金メダルロードに立ち込めた濃霧を右腕が振り払った。「五輪の野球は最後だし、絶対に金メダルを取らないといけない」野球人の誇りをかけて世界の頂点へ。涌井は熱く、燃えている。
参照元:スポーツ報知
シドニー、アテネと五輪に連続出場したレッドソックスの松坂大輔投手は、チームがナイターだった13日、午前7時前に起床したという。北京五輪の野球日本代表の試合を見るためで、「妻(倫世夫人)と2人で見た。『よっしゃー』と手を叩いたりしたけど、オリンピックをテレビで見るのは変な感じ」と、冷静ではいられなかったようだ。14日のレンジャーズ戦で14勝目をかけて先発する。
参照元:スポーツ報知
参照元:スポーツ報知
◆パドレス3―2ブルワーズ(14日・サンディエゴ) パドレスの井口資仁内野手は「7番・二塁」で出場、3打数1安打1打点だった。打率は2割4分2厘。
井口は、1点を先制された直後の7回無死二、三塁で迎えた第3打席。「それまでカーブにやられていたので」と狙い球をカーブに絞り、左前に同点打を放った。
2日に右肩のけがから復帰して安打は2本目。送球などに問題はなく「バッティングでも(右腕で)押し込めるようになってきた」。復調を感じつつも、毎試合先発とはいかないため「あしたも出られるといいな」と話した。
井口資仁内野手「(同点打)犠飛でいい場面だったので、ポップフライじゃなければいいと思った。先発が好投していたので勝てて良かった」
参照元:スポーツ報知
井口は、1点を先制された直後の7回無死二、三塁で迎えた第3打席。「それまでカーブにやられていたので」と狙い球をカーブに絞り、左前に同点打を放った。
2日に右肩のけがから復帰して安打は2本目。送球などに問題はなく「バッティングでも(右腕で)押し込めるようになってきた」。復調を感じつつも、毎試合先発とはいかないため「あしたも出られるといいな」と話した。
井口資仁内野手「(同点打)犠飛でいい場面だったので、ポップフライじゃなければいいと思った。先発が好投していたので勝てて良かった」
参照元:スポーツ報知
◆アストロズ7―4ジャイアンツ(14日・ヒューストン) 腰の張りを訴えているアストロズの松井稼頭央内野手は、前日に続き欠場した。試合前の打撃練習なども参加しなかった。
球団広報によると、精密検査の結果は異常なし。クーパー監督も「症状がどうであれ、今日はけがする前から休ませる予定だった」と説明した。ただ、故障直後に話していた「早ければ金曜日にも復帰させる」という見通しは「まだ検査の結果が出たばかりだし、現時点ではまだ何も決めていない」に変わった。
参照元:スポーツ報知
球団広報によると、精密検査の結果は異常なし。クーパー監督も「症状がどうであれ、今日はけがする前から休ませる予定だった」と説明した。ただ、故障直後に話していた「早ければ金曜日にも復帰させる」という見通しは「まだ検査の結果が出たばかりだし、現時点ではまだ何も決めていない」に変わった。
参照元:スポーツ報知
ヤンキースの松井秀喜外野手は14日、タンパから約1時間半の移動で午前10時半にルーキーリーグ戦が行われるオーランド入りしたが、降雨中止。屋内で打撃練習をこなしてタンパへ戻った。
この日は、フロリダ州オーランドで正午にプレーボールの予定だったルーキーリーグの試合に備えて5時半に球場に入り。「2番・指名打者」の先発メンバーも発表されていたが、この試合も雨天中止となった。実戦復帰は15日に持ち越され「今日は両試合とも中止になって残念です。また、あした頑張ります」と、今度はユニホームに着替えることもないまま球場を後にした。
松井秀は左ひざを痛め、6月22日のレッズ戦を最後にプレーしていない。
参照元:スポーツ報知
この日は、フロリダ州オーランドで正午にプレーボールの予定だったルーキーリーグの試合に備えて5時半に球場に入り。「2番・指名打者」の先発メンバーも発表されていたが、この試合も雨天中止となった。実戦復帰は15日に持ち越され「今日は両試合とも中止になって残念です。また、あした頑張ります」と、今度はユニホームに着替えることもないまま球場を後にした。
松井秀は左ひざを痛め、6月22日のレッズ戦を最後にプレーしていない。
参照元:スポーツ報知
<レッドソックス19-17レンジャース>◇12日(日本時間13日)◇フェンウェイパーク
レッドソックス岡島秀樹投手(32)が乱打戦の中で好投し、今季3勝目(2敗)を挙げた。14-16と2点ビハインドの7回表1死一塁から救援。2四死球で満塁のピンチを迎えたが、冷静に後続を打ち取った。続く8回表も3者凡退に抑え、1回2/3を無安打無失点。その裏、自軍が逆転し、勝利投手となった。「10点もリードしたし、これで投手陣が踏ん張らないといけないと思って、思い切り投げました」。防御率は2・51となった。
試合は、両軍合わせて37安打が乱れ飛ぶ大乱戦。レッドソックスが初回にオルティスの2本の3ランなどで大量10点を奪いながら、レンジャースが中盤に逆転。だが、1点を追うレッドソックスが8回裏に4点を奪い、逃げ切った。
参照元:nikkansports.com
レッドソックス岡島秀樹投手(32)が乱打戦の中で好投し、今季3勝目(2敗)を挙げた。14-16と2点ビハインドの7回表1死一塁から救援。2四死球で満塁のピンチを迎えたが、冷静に後続を打ち取った。続く8回表も3者凡退に抑え、1回2/3を無安打無失点。その裏、自軍が逆転し、勝利投手となった。「10点もリードしたし、これで投手陣が踏ん張らないといけないと思って、思い切り投げました」。防御率は2・51となった。
試合は、両軍合わせて37安打が乱れ飛ぶ大乱戦。レッドソックスが初回にオルティスの2本の3ランなどで大量10点を奪いながら、レンジャースが中盤に逆転。だが、1点を追うレッドソックスが8回裏に4点を奪い、逃げ切った。
参照元:nikkansports.com
◆巨人7―0阪神(12日・東京ドーム) 原巨人が、チョー気持ちいい勝ち方で阪神を圧倒、ゲーム差を7に縮めた。1回に小笠原が22号先制2ラン。7回には木村拓が2点二塁打、ラミレスが31号3ランを放ち、勝負を決めた。「ORアベック弾」が飛び出した試合はこれで8連勝。先発のグライシンガーも7回途中まで無失点の好投。6連勝でリーグ単独トップの12勝目をマークした。完封負けで、今季初の5連敗の阪神を13日も破れば、逆転セ界一への視界も開けてくる。
無心だった。小笠原は集中力を研ぎ澄まし、タイミングを取った右足を思い切ってホームベース寄りに踏み込んだ。「自然と反応したね。打てると思ったから思い切りいこうと思った」外角低めの直球を振り抜くと、弾丸ライナーで左翼席に飛び込んだ。22号2ランで、首位・阪神への反攻開始のゴングを鳴らした。
貴重な先制点だった。「終わってみれば大きな2点だったかなと」初回、1死一塁、初球だった。そのスイングはまるで、試合前の打撃練習を見ているようだった。打撃投手がどのコースにどんな高さのボールを投げようと、ほとんど見逃すことはない。低めにはしっかりとひざを曲げて、バットの先でも粘ってはじき返す。外いっぱいに両腕を伸ばしたこの日のアーチは、反復練習のたまものだった。
ガッツが「技」で見せれば、「力」で放り込んだのはラミレスだった。指揮官が動いた勝負の7回、木村拓の適時二塁打で2点を追加し、なおも2死一、三塁。ホームランダービー単独トップとなる、ダメ押しの31号3ランを右中間席中段へ運んだ。カウント1―3から外角高めの直球を狙い打ち。「いいスイングをしようと思った結果だね」今季最多の4万6038人が駆け付けた本拠地・東京Dでの17本目のアーチで、最高のファンサービスを見せた。
家族からの声援が、ラミレスのパワーの源になった。10日に子供のデニーさん(28)とアレキサンダー君(14)が来日し、初めて父のプレーをナマで観戦した。「きのうからプレッシャーに感じていたんだけど、重圧に負けずに打てて良かったよ」最高の家族サービスを果たし、ジョークまじりに笑顔で振り返った。
不敗神話は健在だ。小笠原、ラミレスの「OR砲」がアベック弾を放った試合は、これで8戦全勝となった。原監督は「(1、7回とも)四球から点になっているね。いいところで1本が出た」と先制、ダメ押し弾で試合を決定づけた2人に賛辞を送った。
阪神との直接対決を完封勝ちで制し、一時は13まであったゲーム差は、5月13日以来、97日ぶりの「7」まで縮まった。着実に虎のしっぽは見えてきた。奇跡の逆転Vは「OR砲」が呼び込む。
巨人・原監督「グライシンガーは前半よかった。6回から制球に乱れが出たが、後は安定感があった。(山口のバントは)何とかもう1回投げさせたかった。よく送ってくれた。7回は自分の中で勝負にいった。(木村)拓がよく決めてくれた。今日はそれぞれが非常にいい役割をこなした。明日もこういう野球をしていきたい」
参照元:スポーツ報知
無心だった。小笠原は集中力を研ぎ澄まし、タイミングを取った右足を思い切ってホームベース寄りに踏み込んだ。「自然と反応したね。打てると思ったから思い切りいこうと思った」外角低めの直球を振り抜くと、弾丸ライナーで左翼席に飛び込んだ。22号2ランで、首位・阪神への反攻開始のゴングを鳴らした。
貴重な先制点だった。「終わってみれば大きな2点だったかなと」初回、1死一塁、初球だった。そのスイングはまるで、試合前の打撃練習を見ているようだった。打撃投手がどのコースにどんな高さのボールを投げようと、ほとんど見逃すことはない。低めにはしっかりとひざを曲げて、バットの先でも粘ってはじき返す。外いっぱいに両腕を伸ばしたこの日のアーチは、反復練習のたまものだった。
ガッツが「技」で見せれば、「力」で放り込んだのはラミレスだった。指揮官が動いた勝負の7回、木村拓の適時二塁打で2点を追加し、なおも2死一、三塁。ホームランダービー単独トップとなる、ダメ押しの31号3ランを右中間席中段へ運んだ。カウント1―3から外角高めの直球を狙い打ち。「いいスイングをしようと思った結果だね」今季最多の4万6038人が駆け付けた本拠地・東京Dでの17本目のアーチで、最高のファンサービスを見せた。
家族からの声援が、ラミレスのパワーの源になった。10日に子供のデニーさん(28)とアレキサンダー君(14)が来日し、初めて父のプレーをナマで観戦した。「きのうからプレッシャーに感じていたんだけど、重圧に負けずに打てて良かったよ」最高の家族サービスを果たし、ジョークまじりに笑顔で振り返った。
不敗神話は健在だ。小笠原、ラミレスの「OR砲」がアベック弾を放った試合は、これで8戦全勝となった。原監督は「(1、7回とも)四球から点になっているね。いいところで1本が出た」と先制、ダメ押し弾で試合を決定づけた2人に賛辞を送った。
阪神との直接対決を完封勝ちで制し、一時は13まであったゲーム差は、5月13日以来、97日ぶりの「7」まで縮まった。着実に虎のしっぽは見えてきた。奇跡の逆転Vは「OR砲」が呼び込む。
巨人・原監督「グライシンガーは前半よかった。6回から制球に乱れが出たが、後は安定感があった。(山口のバントは)何とかもう1回投げさせたかった。よく送ってくれた。7回は自分の中で勝負にいった。(木村)拓がよく決めてくれた。今日はそれぞれが非常にいい役割をこなした。明日もこういう野球をしていきたい」
参照元:スポーツ報知
◆オリックス5―8ロッテ(12日・京セラドーム大阪) 5―8の9回、先頭打者として「代打・清原」がコールされると、スタジアムに活気が戻った。初球のファウルのあと、2球目の140キロ直球を振り抜いた。絶好の角度で舞い上がった打球は、しかし、左中間フェンスの上部を直撃。激走を見せ、06年8月27日の日本ハム戦(札幌D)以来となる二塁打だ。同年9月2日のロッテ戦(大阪D)で一発を放って以来の長打となったが、逆転にはつながらず、眼下の敵・ロッテに連敗した。
試合後は敗戦の悔しさからか無言を貫いた。だが、らしさは取り戻しつつある。6回無死二塁。北川が頭部に死球を受けた場面ではベンチ前でにらみを利かせた。大石監督も「初球のファウルが今までで一番いいスイング。一瞬(スタンドまで)行ったか、と思ったけど」と残念がった。
これで復帰後6試合の代打成績は5打数2安打1四球。あとはファンが期待する復帰後第1号を待つばかりだ。
参照元:スポーツ報知
試合後は敗戦の悔しさからか無言を貫いた。だが、らしさは取り戻しつつある。6回無死二塁。北川が頭部に死球を受けた場面ではベンチ前でにらみを利かせた。大石監督も「初球のファウルが今までで一番いいスイング。一瞬(スタンドまで)行ったか、と思ったけど」と残念がった。
これで復帰後6試合の代打成績は5打数2安打1四球。あとはファンが期待する復帰後第1号を待つばかりだ。
参照元:スポーツ報知
◆西武8―4日本ハム(12日・西武ドーム) 左翼席上段へとかかる美しい放物線が、西武D今季最大級となる歓喜の嵐を呼んだ。8回2点差を追いついてなおも1死一、二塁で打席には代打の江藤。武田久の内角に入ってきたスライダーをしなやかに振り抜くと、確信したようにバットをポーンと放り投げた。決勝の3号3ラン。「気持ち良かった。すごくうれしかった」。笑顔をくしゃくしゃにさせながら、大久保打撃コーチはじめ10人近いチームメートと熱い抱擁を交わした。
これが自身通算360号。往年のアーチストはチームの先陣を切って球場に入り、打ち込みを行う。たとえ代打でしか出番がなくても「指名を受けた時にうれしいという気持ちでグラウンドに立つことが大事」と言い聞かせてきた。主砲ブラゼルや多くの若手はその姿勢を見習い、相談に訪れる。「とにかく今日の一発はうれしかったな。首脳陣が言えないことでも江藤が言うと若手が素直に聞いてくれる。いるだけで精神的な柱になる」。渡辺監督も自分のことのように喜んだ。
今季最多の貯金16と伸ばし、2位ソフトバンクとのゲーム差も今季最大の6・5に広げた。早ければ13日にも優勝マジック「34」が点灯する。「まだ34ぐらいじゃ、それほど意識しない。貯金を20くらい伸ばしたいね」と渡辺監督。ベテランの驚弾が、Vロードへの号砲となった。
参照元:スポーツ報知
これが自身通算360号。往年のアーチストはチームの先陣を切って球場に入り、打ち込みを行う。たとえ代打でしか出番がなくても「指名を受けた時にうれしいという気持ちでグラウンドに立つことが大事」と言い聞かせてきた。主砲ブラゼルや多くの若手はその姿勢を見習い、相談に訪れる。「とにかく今日の一発はうれしかったな。首脳陣が言えないことでも江藤が言うと若手が素直に聞いてくれる。いるだけで精神的な柱になる」。渡辺監督も自分のことのように喜んだ。
今季最多の貯金16と伸ばし、2位ソフトバンクとのゲーム差も今季最大の6・5に広げた。早ければ13日にも優勝マジック「34」が点灯する。「まだ34ぐらいじゃ、それほど意識しない。貯金を20くらい伸ばしたいね」と渡辺監督。ベテランの驚弾が、Vロードへの号砲となった。
参照元:スポーツ報知
楽天が獲得期限寸前に契約した元日本ハムのフェルナンド・セギノール内野手(33)=前3Aトレド=が、13日の西武戦(Kスタ宮城)から出場選手登録される。12日、Kスタで入団会見を行ったセギノールは「チームの流れを変えてみせる」と、最下位脱出と上位浮上への起爆剤になることを誓った。
昨年までは日本ハムの主砲として、楽天戦で通算3割1分2厘の好成績を誇っていた助っ人は「今まで仙台のファンを悲しませていたが、これからは打って喜ばせてあげたい」とキッパリ。さらに、「札幌のファンには逆の思いをさせてやる」と、古巣への強烈な“恩返し”も予告。日ハム時代に悩まされたひざの故障についても「100%問題ない。3Aでは一塁守備にもついていた」と完治をアピールした。
当初は2軍戦での試運転も検討されていたが、高須が左足の負傷で登録抹消されたため、即1軍デビューが決定。この日、2軍練習場でのフリー打撃を視察した橋上ヘッドコーチは「打つ方はまったく問題ない。すぐにでも4番で使いたいくらい」と、早速4番で起用する可能性も示唆した。
参照元:スポーツ報知
昨年までは日本ハムの主砲として、楽天戦で通算3割1分2厘の好成績を誇っていた助っ人は「今まで仙台のファンを悲しませていたが、これからは打って喜ばせてあげたい」とキッパリ。さらに、「札幌のファンには逆の思いをさせてやる」と、古巣への強烈な“恩返し”も予告。日ハム時代に悩まされたひざの故障についても「100%問題ない。3Aでは一塁守備にもついていた」と完治をアピールした。
当初は2軍戦での試運転も検討されていたが、高須が左足の負傷で登録抹消されたため、即1軍デビューが決定。この日、2軍練習場でのフリー打撃を視察した橋上ヘッドコーチは「打つ方はまったく問題ない。すぐにでも4番で使いたいくらい」と、早速4番で起用する可能性も示唆した。
参照元:スポーツ報知
◆広島4―5中日(12日・広島) プライドが許さなかった。8回、広島・栗原に同点弾を浴びて、なお2死一塁、シーボルを右飛に仕留めてマウンドを降りる山本昌は、ふがいなさに怒っていた。ただ…。勝利の女神は、汗だくになって投げ続けたベテラン左腕を見放さなかった。
4点もらった直後の3回、1点を返されてなお、1死一、二塁で小窪の犠打を二塁へ悪送球。自らのミスで2点目を許した。5回には和田が打球を捕り損ない、1点差に迫られた。それでも、集中力を切らすことなく、踏ん張った。「アンラッキーだと思ったらラッキーでしたね」8回で105球を投げ、6安打4失点。つかみ損ねたと思った通算201勝目は、山本昌の手の中に戻ってきた。
4日の巨人戦(ナゴヤD)で、史上最年長で200勝を達成。だが、北京五輪で川上、岩瀬、チェンを欠く投手陣の中では、余韻に浸る暇などない。「200勝して、気がゆるんだと思われたくなかった。勝ててよかった」自身5連勝で、チームトップタイの8勝目に笑みを見せた。
11日に誕生日を迎えた。43歳を迎えるシーズンでの8勝は、昨年に44歳で7勝した横浜・工藤を抜く快挙。名球会入りを決めても、歩みは止まらない。「あれで勝っちゃうんだから、勝ち運があるんだろうな」と落合監督が苦笑いを浮かべると、森チーフバッテリーコーチからは「マサ、特守な」と厳しい“祝福”。ベテランにはしばらく、休息の日々は訪れないようだ。
参照元:スポーツ報知
4点もらった直後の3回、1点を返されてなお、1死一、二塁で小窪の犠打を二塁へ悪送球。自らのミスで2点目を許した。5回には和田が打球を捕り損ない、1点差に迫られた。それでも、集中力を切らすことなく、踏ん張った。「アンラッキーだと思ったらラッキーでしたね」8回で105球を投げ、6安打4失点。つかみ損ねたと思った通算201勝目は、山本昌の手の中に戻ってきた。
4日の巨人戦(ナゴヤD)で、史上最年長で200勝を達成。だが、北京五輪で川上、岩瀬、チェンを欠く投手陣の中では、余韻に浸る暇などない。「200勝して、気がゆるんだと思われたくなかった。勝ててよかった」自身5連勝で、チームトップタイの8勝目に笑みを見せた。
11日に誕生日を迎えた。43歳を迎えるシーズンでの8勝は、昨年に44歳で7勝した横浜・工藤を抜く快挙。名球会入りを決めても、歩みは止まらない。「あれで勝っちゃうんだから、勝ち運があるんだろうな」と落合監督が苦笑いを浮かべると、森チーフバッテリーコーチからは「マサ、特守な」と厳しい“祝福”。ベテランにはしばらく、休息の日々は訪れないようだ。
参照元:スポーツ報知
北京五輪野球の日本代表のダルビッシュに強力な援軍がつく。先発する13日のキューバ戦に、女優のサエコ夫人(21)ら家族が駆けつけることが12日、分かった。「支えになっている」と公言する愛妻の声援を受け、エースが初戦のマウンドに上がる。
登板日に合わせ、最強の“応援団”が上陸する。関係者によると、サエコ夫人は13日までに北京に入り、キューバ戦をスタンド観戦する可能性が高いという。父・ファルサさんはこの日夜、日本代表の宿舎に姿を見せ、試合当日は2人の弟も球場を訪れる予定だ。
ダルビッシュにとって愛妻の存在は発奮材料になる。昨年も身重の体で何度も球場に足を運び、今季も札幌、東京、大阪と各地で声援を送ってきた。今季はすでに球宴を含めて10試合を観戦。5月28日のヤクルト戦(神宮)で勝利投手となったダルビッシュは「奥さんが来てくれたので頑張りました」と“愛の力”を勝因に挙げた。
8日の強化試合(対パ選抜)は3回2失点と不安を残したが、12日の投球練習後には「前回よりも良くなっています」と手応えを口にした。アジア予選で苦労した国際球にも不安はなく、大野投手コーチは「今回のボールは滑らないし、ダルも大丈夫」と太鼓判を押した。
この日はキャッチボールなどで最終調整を行い、「頑張ります」と短い言葉に力を込めた。16日は22歳の誕生日で、キューバ戦が21歳ラスト登板となる。愛情を力に変え、絶対エースが家族に勝利を届ける。
◆ダルビッシュとサエコ 07年8月9日にお立ち台で婚約とおめでたを発表。サエコ夫人はバランスのとれた食事や、札幌D開催日の車送迎などで夫を献身的に支えている。今年3月には長男を出産。ダルビッシュはおむつ替えなど育児面で夫人をサポート。結婚で野球への取り組み方がより真剣になったことも明かしている。サエコ夫人のつめには長男の名前と「YU」の文字が書かれている。
参照元:スポーツ報知
登板日に合わせ、最強の“応援団”が上陸する。関係者によると、サエコ夫人は13日までに北京に入り、キューバ戦をスタンド観戦する可能性が高いという。父・ファルサさんはこの日夜、日本代表の宿舎に姿を見せ、試合当日は2人の弟も球場を訪れる予定だ。
ダルビッシュにとって愛妻の存在は発奮材料になる。昨年も身重の体で何度も球場に足を運び、今季も札幌、東京、大阪と各地で声援を送ってきた。今季はすでに球宴を含めて10試合を観戦。5月28日のヤクルト戦(神宮)で勝利投手となったダルビッシュは「奥さんが来てくれたので頑張りました」と“愛の力”を勝因に挙げた。
8日の強化試合(対パ選抜)は3回2失点と不安を残したが、12日の投球練習後には「前回よりも良くなっています」と手応えを口にした。アジア予選で苦労した国際球にも不安はなく、大野投手コーチは「今回のボールは滑らないし、ダルも大丈夫」と太鼓判を押した。
この日はキャッチボールなどで最終調整を行い、「頑張ります」と短い言葉に力を込めた。16日は22歳の誕生日で、キューバ戦が21歳ラスト登板となる。愛情を力に変え、絶対エースが家族に勝利を届ける。
◆ダルビッシュとサエコ 07年8月9日にお立ち台で婚約とおめでたを発表。サエコ夫人はバランスのとれた食事や、札幌D開催日の車送迎などで夫を献身的に支えている。今年3月には長男を出産。ダルビッシュはおむつ替えなど育児面で夫人をサポート。結婚で野球への取り組み方がより真剣になったことも明かしている。サエコ夫人のつめには長男の名前と「YU」の文字が書かれている。
参照元:スポーツ報知
真夏の北京に満開のサクラを咲かすぞ。北京五輪野球の日本代表・星野仙一監督(61)が12日、力強く金メダル取りを宣言した。五カ松球場でのナイター練習を指揮した同監督は、代表24選手に送った手紙の文中に「季節はずれの真夏の北京でサクラを咲かせよう」と、熱いメッセージを記していたことが判明。闘将イズムを受け継いだ星野JAPANが13日、最大のライバル・キューバとの一戦に臨む。
引き締まった24人の表情に、星野監督が目を細めた。五輪の独特な舞台に臆(おく)することなく、最終調整でグラウンドを走り回る精鋭たち。「あいつらはやりよる。やりよるよ」何度もうなずく姿に「金」への自信がみなぎっていた。
昨年1月に日本代表の監督に就任してから1年7か月。ようやく決戦の日を迎える。「そういう時(試合)が来たらスイッチが入ることになっている。そういう体なんだよ」と自己分析した闘将は、グラウンド外で24人にしっかり“星野イズム”を注入していた。
7月17日に代表メンバーを決定後、星野監督は全選手に自筆の手紙を送った。そのなかに各選手に共通して記された一文があった。「季節はずれの真夏の北京でサクラを咲かせよう」球界全体の悲願でもある金メダルを鮮やかなサクラにたとえ、この五輪にかける思いを伝えていた。イキで熱いメッセージだった。
11日間で最大9試合を消化。しかもこの日の監督会議で、試合開始1時間前に提出した先発メンバーを、直前までに最大2人まで変更が可能となった。昨年のアジア予選(台湾)の韓国戦での“先発オーダー偽装”を肯定する形となったが、指揮官は堂々としたコメントをした。「抜け道がいろいろあるだろうけど、オレは正々堂々と戦う。国際試合はそれではアカンと言われるかもしれんが」決して開き直りではない。自分の魂を受け継ぐ24人がいるからこそ、正攻法で挑む。
中日、阪神の監督時代に3度の日本シリーズに出場。いずれも日本一を逃した。「オレが短期決戦に弱い、と言われているのは知っている。ただ、日本シリーズはペナントレースで頑張った選手で戦うと決めていた。今度は短期決戦だけど、短期決戦じゃない。情には非情もある」感情に流されず、勝負に徹することを誓った。練習後、バスに乗り込む直前に「オレたちは解き放たれた。野生に戻るしかない。もう総決算やな」と叫ぶと、真っ赤なバッグに描かれた「日の丸」にキス。高ぶる気持ちを抑え切れない闘将が13日に運命のグラウンドに立つ。
参照元:スポーツ報知
引き締まった24人の表情に、星野監督が目を細めた。五輪の独特な舞台に臆(おく)することなく、最終調整でグラウンドを走り回る精鋭たち。「あいつらはやりよる。やりよるよ」何度もうなずく姿に「金」への自信がみなぎっていた。
昨年1月に日本代表の監督に就任してから1年7か月。ようやく決戦の日を迎える。「そういう時(試合)が来たらスイッチが入ることになっている。そういう体なんだよ」と自己分析した闘将は、グラウンド外で24人にしっかり“星野イズム”を注入していた。
7月17日に代表メンバーを決定後、星野監督は全選手に自筆の手紙を送った。そのなかに各選手に共通して記された一文があった。「季節はずれの真夏の北京でサクラを咲かせよう」球界全体の悲願でもある金メダルを鮮やかなサクラにたとえ、この五輪にかける思いを伝えていた。イキで熱いメッセージだった。
11日間で最大9試合を消化。しかもこの日の監督会議で、試合開始1時間前に提出した先発メンバーを、直前までに最大2人まで変更が可能となった。昨年のアジア予選(台湾)の韓国戦での“先発オーダー偽装”を肯定する形となったが、指揮官は堂々としたコメントをした。「抜け道がいろいろあるだろうけど、オレは正々堂々と戦う。国際試合はそれではアカンと言われるかもしれんが」決して開き直りではない。自分の魂を受け継ぐ24人がいるからこそ、正攻法で挑む。
中日、阪神の監督時代に3度の日本シリーズに出場。いずれも日本一を逃した。「オレが短期決戦に弱い、と言われているのは知っている。ただ、日本シリーズはペナントレースで頑張った選手で戦うと決めていた。今度は短期決戦だけど、短期決戦じゃない。情には非情もある」感情に流されず、勝負に徹することを誓った。練習後、バスに乗り込む直前に「オレたちは解き放たれた。野生に戻るしかない。もう総決算やな」と叫ぶと、真っ赤なバッグに描かれた「日の丸」にキス。高ぶる気持ちを抑え切れない闘将が13日に運命のグラウンドに立つ。
参照元:スポーツ報知
◆第90回全国高校野球選手権記念大会第12日 ▽3回戦 市岐阜商2―5聖光学院(13日・甲子園) 第1試合は聖光学院(福島)が5―2で市岐阜商(岐阜)に勝ち、初のベスト8へ進んだ。福島県勢としては33年ぶりの8強入り。
聖光学院が鮮やかな逆転勝ち。1点を追う6回2死二塁から安田の左越え二塁打で同点とすると、佐藤竜の左前打で勝ち越し。さらに2点を加えて突き放した。佐藤竜は低めをつく丁寧な投球で9三振を奪い、2失点で完投した。
市岐阜商の先発原は6回に制球が甘くなったところを狙われた。打線も4回以降は要所を締められた。
参照元:スポーツ報知
聖光学院が鮮やかな逆転勝ち。1点を追う6回2死二塁から安田の左越え二塁打で同点とすると、佐藤竜の左前打で勝ち越し。さらに2点を加えて突き放した。佐藤竜は低めをつく丁寧な投球で9三振を奪い、2失点で完投した。
市岐阜商の先発原は6回に制球が甘くなったところを狙われた。打線も4回以降は要所を締められた。
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12日のブレーブス―カブスは試合前からの雨が上がらず中止が決定。翌日に順延されたため、13日はダブルヘッダーで実施されることになった。
福留孝介外野手は室内ケージでの打撃練習などで試合に備えていた。「天気には勝てない。たまにはいいんじゃない」と、あまり気にしていない様子。1日2試合は「日本でやったことがあるか記憶がない」と話したが、長い1日に向け「惰性にならないようにしないといけない」と気合を入れ直していた。
参照元:スポーツ報知
福留孝介外野手は室内ケージでの打撃練習などで試合に備えていた。「天気には勝てない。たまにはいいんじゃない」と、あまり気にしていない様子。1日2試合は「日本でやったことがあるか記憶がない」と話したが、長い1日に向け「惰性にならないようにしないといけない」と気合を入れ直していた。
参照元:スポーツ報知
左ひざ痛のため米フロリダ州タンパで調整しているヤンキースの松井秀喜外野手は12日、故障者リスト入りした後、最多の88スイングのフリー打撃に取り組み「練習ではまあまあいい感じで打っている。ひざのことを気にしないでできている」と話した。
この日はランニングは休み、室内でサイクルマシンを使って調整。13日にベースランニングでひざの状態を確認し、14日にもマイナーのリーグ戦に出場する。
参照元:スポーツ報知
この日はランニングは休み、室内でサイクルマシンを使って調整。13日にベースランニングでひざの状態を確認し、14日にもマイナーのリーグ戦に出場する。
参照元:スポーツ報知