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◆レッドソックス5―3パイレーツ(4日・フロリダ州フォートマイヤーズ) レッドソックスの松坂大輔投手は先発で3回を投げ、2安打2三振2四球で1失点だった。2回に四球と三塁打で先制点を許した。

 松坂は、一昨年のナ・リーグ首位打者のF・サンチェスには1打席目に二塁打されたが、2打席目はカットボールで見逃し三振を奪った。

 課題は2回の失点のシーン。四球の後、8番打者に外角高めの速球を右中間へ適時三塁打された。昨季は四球絡みの失点が目立ったとあって、松坂は「もう少し速球の状態を良くしたい」と反省の言葉を口にした。

参照元:スポーツ報知

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首を痛め3日の練習を休んだヤンキースの松井秀喜外野手は4日、補強運動とランニングをこなした。

 「きのうよりずっといい」と話した松井は、ランニングでは「70、80%」というスピードで走り「走るのは問題ない。首に関しては、後は打つこと、投げること」。打撃練習の再開には「あしたのことはあした」と言うが「あと1日か2日で治りそう」と手応えも口にした。

参照元:スポーツ報知

◆カブス6―10ブルワーズ=延長10回=(4日・米アリゾナ州メサ) カブスの福留孝介外野手は「2番・右翼」で先発出場、3回1死無走者の場面で、右翼にオープン戦初本塁打を放った。福留はこの日、中前打、右越え本塁打、左前適時打の3打数3安打2打点で、途中で交代した。

 福留がメジャー初アーチを放った。3回1死、カウント2―0からの4球目、内寄りの直球をすくい上げた。3安打は、それぞれ左、中、右と打ち分けた。「たまたま。きょうできたことがあしたできるかは分からない」と、控えめなコメントを口にした。
参照元:スポーツ報知

◆巨人3―2オリックス(3日・宇部) 原巨人が若手投手陣の踏ん張りでオープン戦初白星を飾った。先発した4年目・東野(とうの)が3回を無失点に抑えると、続く栂野(とがの)、越智もそれぞれ3回1失点とまずまずの内容だった。原監督は「3人とも次に期待が持てる」と評価。中継ぎ右腕としての開幕1軍入りへアピールした。開幕先発ローテーションとともに、中継ぎの争いも激化。指揮官が「第2次キャンプ」と位置づけたオープン戦で、サバイバルの波はさらに大きくなっていく。

 恐怖などなかった。東野は迷わずグラブを出した。2回。古木の痛烈なライナーと、折れたバットが足元を襲う。打球をつかんだ直後、バットが左足を直撃。それでもボールを離さなかった。「1人も走者を出したくない。僕は結果を残すしかないので」頭には“サバイバル”を勝ち抜くことしかなかった。

 プロ4年目の若武者がアピールした。自身、オープン戦初登板は、イースタン・リーグでも未経験の先発マウンドだった。「頭を使った投球を心掛けた」球威のある直球で強気に内角を突き、外の変化球で仕留める―ホームベースを存分に使った投球を披露。同じ腕の振りで直球、変化球を投げられるようにキャンプ中、調整したフォームも奏功し、3回を無安打無失点(1死球)に抑えた。「ストライクを先行させて、有利な立場で投球ができた」と汗をぬぐった。

 21歳の先発の好投で火がつき、続く2投手も勢いのある投球を見せた。まずは栂野だ。登板した4回に2安打と自らのけん制悪送球などで1点を失ったが、続く2イニングを3人ずつで片づけるなど試合中、きっちりと修正。「自分のできることをしっかりやりたい」と意気込んだ。7回から登板した越智も、落差のあるフォークで2三振を奪うなど、3回を1失点。「まずは東野、栂野に負けないようにしたい」とライバル心をあらわにした。

 3投手合わせて、9イニングで無四球。原監督も「四球が出なかったのは非常にいい。特に東野が良かった。(3人とも)次に期待の持てる投球」とそれぞれをたたえた。

若き3投手の好投で、右の中継ぎ争いは激烈を極めている。8回の豊田、9回のクルーンは“当確”だが、そこにつなぐ「方程式」の一角を巡り、会田、吉武、西村、久保、福田に東野、栂野、越智が加わり、しのぎを削っている。香田投手コーチは「チームのため、ほかの若いやつらにとっても、いい意味で競争意識が出てくるはず」と、底上げによるサバイバル激化を歓迎。尾花投手総合コーチも「みんな着実に力をつけている。チャンスはあげないとね」と、思わず笑みをこぼした。

 宮崎キャンプ中の紅白戦、練習試合と合わせ、この日で4試合9イニング無失点を続けている東野。「ずっとゼロ行進できるように」と無失点継続を誓った。サバイバル開戦のゴングは打ち鳴らされた。あとは、開幕1軍を目指して投げ続けるだけだ。

 巨人・原監督「投手は3人ともよかった。四球が一つも出なかったしね。特に東野。変化球の制球力があれば、持ち味の真っすぐが生きてくる。3人とも次に期待の持てるピッチングだった。攻撃も守備も、若手が頑張った。スキのない、しまったゲームになった」

 ◆東野 峻(とうの・しゅん)1986年7月11日、茨城県生まれ。21歳。鉾田一高から2004年のドラフト7巡目で入団。プロ入り後は右肩痛に悩まされたが、昨季はファームで主に中継ぎとして27試合に登板。1敗1セーブ、防御率1・74と結果を残し、初の1軍昇格も果たした。186センチ、85キロ。右投右打。独身。

 ◆栂野 雅史(とがの・まさふみ)1984年10月19日、東京都生まれ。23歳。桐蔭学園高から新日本石油ENEOSを経て、2005年の大学・社会人ドラフト3巡目で指名され入団。昨秋キャンプで投球フォームを改良して急成長した。186センチ、92キロ。右投右打。独身。

 ◆越智 大祐(おち・だいすけ)1983年6月30日、愛媛県生まれ。24歳。新田高から早大を経て、2005年の大学・社会人ドラフト4巡目で指名され入団。06年はプロ選手として練習しながら、早大にも通って同年に卒業を果たした。184センチ、85キロ。右投右打。独身。

参照元:スポーツ報知

“大学ビッグ3”は3日、一様に年上らしく、おとなしく新人研修会を受講した。ソフトバンク・大場は「いろいろ勉強になりました」と笑顔。親交のある楽天・長谷部やロッテ・服部らと研修会の合間に会話を交わし、再会を楽しんだ。この日はアンチ・ドーピングの講義も受けたが、長谷部は愛知工大時代の昨年、プレ五輪(北京)、北京五輪出場をかけたアジア予選(台湾)の日本代表としてドーピング検査を経験。「経験があったので、話もよく分かりました」とうなずいていた。

参照元:スポーツ報知

 楽天・一場靖弘投手(25)が3日、先発5番手に急浮上した。右目の角膜炎でキャンプに出遅れた右腕は4日のイースタン教育リーグ、西武戦(大田スタジアム)に先発。内容次第でオープン戦にも登板する予定で、開幕ローテ入りが見えてきた。

 紀藤投手コーチは「ウチで数少ない、完投能力のある投手。オープン戦の日程も空けてある。中6日で先発を回すなら(投手が少なくとも)5枚必要」と説明。抑えの小山が不調のため、一場を抑えへ回すプランも残されてはいるが、当面は岩隈、田中、長谷部と朝井に次ぐ先発の5番手を期待している。

 昨季は不振で2軍スタートながら、7月に1軍合流後、後半戦だけで6勝を挙げた。それだけに待ち遠しい一場の復帰。一時は0・04まで落ち込んだ右目視力も回復しつつある。「開幕に間に合わせます」と意気込んでいる右腕は急ピッチで調整を続けている。

参照元:スポーツ報知

注目の黄金ルーキーによる“初対決”は怪物の完敗―。3日、都内のホテルで新人選手研修会が開催され、日本ハム・中田翔内野手(18)=大阪桐蔭高=、ヤクルト・佐藤由規投手(18)=仙台育英高=も出席。元ニッポン放送アナウンサー・深沢弘氏(72)を講師に招いた「話し方講座」の中で、模範的な取材の受け答えをした由規に対し、中田は声の小ささを何度も指摘され、「…ッス」という語尾にもダメ出しを食らう始末。6日の札幌ドームでのオープン戦対決を前に痛い“黒星”となった。

 苦笑いが止まらない。緊張気味にマイクを構え、淡々と言葉を並べる中田に、痛烈なダメ出しが飛んだ。新人研修会の第3講義『話し方、インタビューへの対応』でのこと。取材場面を仮定した舞台で「口を開けて」「声が小さい」との深沢氏からの再三の指摘に、怪物はバツの悪そうな表情を浮かべた。

 先手を打たれた。最初に壇上に上ったのは由規。背筋を伸ばし、初々しくはっきりとした口調に、深沢氏は「文句なし」と絶賛。157キロ右腕が先に指名されたのを見て、中田は「絶対に自分にも来ると思った」と覚悟を決めたが、直後に赤っ恥をかいた。

 ぼそぼそとした話し方を「これだけ大きい体なんだから、声を出さなきゃ!」と指導された。「(由規は)声がしっかり出ていた。自分はちょっとダメだったッス」と中田。深沢氏は「ワンサイドだったね。(中田の)真っすぐ見逃し三振だよ」と言い、さらに、中田の代名詞とも言える「…ッス」という語尾についても「壇上では出なかったけど、あれも直さないといけない。プロとして品格のあるしゃべり方をしないとね」と言及した。

 “代表取材”を「他に新人がたくさんいる中で、(舞台に)立たせてもらって勉強になった」と淡々と振り返った中田。それでも「…ッス」へのダメ出しには「何とかッスって…敬語じゃないッスか!」と自分流の解釈を披露して語気を強めた。

 “初対決”で由規に完敗を喫したが、すぐに6日の本拠地・札幌ドームでの直接対決に目を向けた。一方的に真っ向勝負を約束させた上で「すごく真っすぐに自信を持ってるし、それを打ちたい」と宣言した。気合を入れ直すため、前夜(2日)、千葉・鎌ケ谷「勇翔寮」の風呂場で、再びバリカンで頭を丸刈りにした。この日の屈辱は、グラウンドで必ず晴らす。

 ◆ダル助言に感謝 ○…4時間以上に及んだ研修会だったが、中田は「普通っしょ」と、1度も居眠りすることなく終了。特に印象に残ったのは、元日本ハム投手の岩本勉氏による講義。「良き先輩を見つけろ」とのアドバイスに、大物新人はダルビッシュの名を挙げ「『今のままじゃけがするぞ』と言われ、食事面から心配してくれる。ありがたいことッス」と感謝。中田は終了後、宮西とともに空路、札幌に移動した。

 ◆ロッテ唐川トークは石川遼がお手本 ○…中田、由規と並んで“高校BIG3”と呼ばれたロッテ・唐川も新人研修会に出席。講義の中で名前が挙がったプロゴルファーの石川遼を参考に、トークを磨く考えを明かした。「16歳なのに年上みたいですよね」と、はきはきとした話し方、サービス精神などを手本にするつもりだ。現在は2軍で調整中。BIG3のほかの2人に話題では先行されているが「2人が対決して盛り上がるのは刺激になる」と、1日も早い1軍デビューを誓った

参照元:スポーツ報知

◆レッドソックス2―8ツインズ(2日・フロリダ州フォートマイヤーズ) レッドソックスの岡島秀樹投手(32)は、ツインズ戦でオープン2度目の登板。1回2安打も味方の好守で無失点に抑えた。

 久しぶりのマウンドで、岡島は苦しんでいた。オープン戦2度目の登板も、前回(2月29日のツインズ戦)は敵地だったため、キャンプ本拠で投げるのは約1年ぶり。「(キャンプ中に練習する)マイナー施設のマウンドと傾斜も違ったんで」左腕はその感覚の違いから、制球に苦しんだ。

 6回から4番手として登板し、1死から高めのチェンジアップを連打された。1死一、三塁のピンチで迎えたノットの打球は外野へ飛んだが、右翼手ドリューの好返球で本塁タッチアウト。失点を免れた。

 本来はツーシーム系の新球「ドキドキボール」を試すはずだった。同リーグ相手には封印する予定だったが「別にいいかな、と思って」と心変わり。ところが「速球もチェンジアップも高めに抜けて、打たれてばかりで、投げるチャンスがなかった」と苦笑いに終わった。

 それでも余裕がある。「高低の制球は修正できる。開幕に向けて徐々にパフォーマンスを上げていきます。なにしろけがなく、開幕を迎えることが一番大事ですから」1年目に修羅場をくぐった左腕が、自信を持って調整を続けていく。

参照元:スポーツ報知

4日(日本時間5日)のパイレーツ戦登板を控え、レッドソックスの松坂大輔投手は3日は軽めの調整だった。

 メジャー2年目の余裕が感じられる。キャッチボールでは、ベテラン右腕のウェークフィールドに「僕の方から見てくれと言った」そうで、1球ごとに投げ方を確認してもらっていた。

 昨年は打者の特徴を頭に入れることに主眼を置いたが、ことしは「どの打者がメジャーかマイナーか分かっているし(まずは)自分の調整」とマイペースを強調。

参照元:スポーツ報知

 1日の練習で首を痛めたヤンキースの松井秀喜外野手は3日、フィールドに1度も立つことなく、球場を後にした。

 球場入り直後、トレーナーと話し合い「走ることもしない方がいい」と、首に衝撃のかかる動きを避け、治療を優先させる方針を告げられた。トレーニング室で下半身を鍛えた時間以外は、治療に当てた。

 右ひざのリハビリ中に思わぬ故障で日課のランニングができなくなった。3月中旬とされる復帰時期への影響を問われると「そんなに大きくはないと思います。首が治ればできる」。計画通り復帰プランを消化してきた。焦りは見せず、これまで通り慎重に事を運ぶ。

参照元:スポーツ報知

◆アストロズ6―7ヤンキース(3日・フロリダ州キシミー) アストロズの松井稼頭央内野手は「2番・二塁」で出場、3打数1安打だった。ヤンキースの松井秀喜外野手は出場しなかった。

参照元:スポーツ報知

◆マリナーズ5―6カブス(3日・米アリゾナ州ピオリア) カブスの福留孝介外野手は「3番・右翼」で出場し2打数無安打1死球だった。途中で交代。マリナーズのイチロー外野手は「1番・中堅」で出場し2打数無安打1死球だった。途中で交代した。城島健司捕手は出場しなかった。

 福留に何を期待するか問われたマリナーズのイチローが、返事に困る場面があった。「どうかなあ、米国にきた動機が僕とまったく違うようなので(答えるのは)難しいね」

 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表で同僚だったが、それ以外はほとんど接点がない。苦笑いで「難しいなあ」を連発していた。

 しかし、新人として破格の大型契約など、周囲の期待の大きさをイチローは気遣う。「1年目からプレッシャーはものすごいと思う」と話していた。

参照元:スポーツ報知

◆フィリーズ3―1パイレーツ(3日・フロリダ州クリアウオーター) パイレーツの桑田真澄投手は0―2の6回に4番手で登板、1回1安打無失点だった。フィリーズの田口壮外野手は6回に代走で出場。左翼を守り、8回に右二塁打を放った。

 桑田が6回から登板し、強打のフィリーズ主力打者に好投。

 3番のアットリーを外角のシュートで二ゴロに打ち取る。ハワードには直球を中前に運ばれた。さらにバレルに四球。ピンチを迎えたが、続く2人をフライに打ち取り、無失点で切り抜けた。

 桑田は開口一番「いい打者と対戦できて楽しかった」と笑顔をみせた。練習試合でも好投し「いい感じで投げられている」と、納得できる投球が続いている。

 自慢の守備も復活。ハワードの打球に飛びつく動きを見せ「もう少しで捕れた。明日の様子を見て問題なければ、このままいけると思う」。手術を受けた右足首の不安は消え去ろうとしている。

 首脳陣も「強力打線相手に思い通りの投球をした」と評価。次回は5日のタイガース戦の予定。「粘って粘ってホームを踏ませない投球をしたい」。メジャーをかけた戦いは、これからが正念場だ。

 ◆田口、途中出場で二塁打 ○…途中出場したフィリーズの田口が二塁打を放った。6回に四球のバレルの代走で登場。そのまま左翼を守った。そして8回に回ってきた打席では、右翼線に運ぶ二塁打を放った。

 この日は、うまく外角球に反応し「この時期にしてはいい」と笑顔をみせる。一方で「まだまだこれからです」と気を引き締めていた。

参照元:スポーツ報知

◆イースタン教育リーグ 湘南4―3巨人(2日・ベイスターズ) 巨人・内海哲也投手(25)が2年連続開幕投手へ名乗りを上げた。2日、イースタン教育リーグの湘南シーレックス戦(ベイスターズ球場)に先発し、2回を無失点。右脇腹痛による出遅れを感じさせず、直球は最高144キロをマーク。現時点ではエース上原が、開幕戦となる3月28日のヤクルト戦(神宮)先発の有力候補とされるが、原監督は横一線を強調。この日のオープン戦、ソフトバンク戦(福岡ヤフー)で3回を1失点にまとめた昨年の最多勝グライシンガー、最優秀防御率の高橋尚を含めた空前のサバイバルレースが始まった。

 表情から不安が消えていた。「ボールにバラつきはあったけど、投げられたので気持ち良かったです。今できることをぶつけてきました」2月1日に痛めた右脇腹痛も全く問題ない。全力で左腕を振れることのできたうれしさだけが、こみ上げてきた。

 大入りとなったベイスターズ球場。大きな拍手に迎えられ、内海が復帰戦のマウンドに立った。先頭の西崎をチェンジアップで空振り三振で斬ると、2死後、下園には内角を厳しく攻めた。遊撃後方へポテンヒットを許したが、直球はこの日、最速となる144キロを計測した。

 2回に無死二塁のピンチを背負っても、全く動じない。「きょうはすべての球種を試してみた」という余裕も見せながら、後続を簡単に打ち取った。2回で計3個の三振はすべてチェンジアップで奪った。「他の球種の精度をもっと上げないとね。直球でもスライダーでも三振を取れるようにしないと」と課題を挙げた後、2年連続の開幕投手へ向け「みんなと争えるような存在にならないとね」と控えめながらも、3月28日のヤクルト戦で神宮球場のマウンドへ上がる意欲をのぞかせた。

 左腕の“復活ショー”は早速、博多にいる原監督のもとへ届いた。ソフトバンクとのオープン戦を終えた指揮官は「順調で良かった」と、胸をなで下ろした。同時にそれは、開幕投手争いがスタートしたことも意味している。

 2度目の指揮を執ることになった06年、そして昨年は年明けとともに「俺の中では(開幕投手は)決まっている」と繰り返した。頭の中には最多勝を2度マークした上原しかいなかった。しかし、下半身の状態が思わしくない上原に代わって、昨季の開幕投手を務めた内海が14勝を挙げ、最多奪三振のタイトルを取ったことで、指揮官の心境は変わった。昨年末から「開幕投手は白紙」と明言を避けるようになった。そのうれしい悩みはこの日でさらに増したことになる。

 グライシンガーが、ソフトバンクとのオープン戦(福岡ヤフードーム)で3回1失点と上々の出来。1日のソフトバンク戦では、00年から7年連続開幕投手を務めた最有力候補の上原が3回3安打2失点で、6奪三振と順調さをアピールした。昨年、防御率のタイトルを取った高橋尚も含めた4人で開幕の座を争うことになった。

 「これから2回、3回と投げて、判断材料にしていきたい」と原監督は直前まで状態をチェックした上で最終結論を出すつもりだ。いずれもタイトルホルダーという近年にない超ハイレベルな開幕争いの“号砲”が鳴った。

参照元:スポーツ報知

左足首の違和感を訴えている、ヤクルトの高校生ドラフト1巡目ルーキー・佐藤由規投手(18)は2日、沖縄・浦添でオープン戦に帯同しない残留組の輪からも外れ、別メニューで調整した。

 エアロバイクやキャッチボールで汗を流したが、この日もブルペン入りは見送り。高田監督は「4日の練習を見てからでいいんじゃないですか。理由が分からないし、ちょっと困っている。ねん挫したとか、はっきりしてるわけじゃないから」と話し、中田との対戦が予定される、6日の日本ハムとのオープン戦(札幌ドーム)登板は、4日の札幌ドームでの練習後に判断されることになった。テーピングで患部を固定して練習したルーキー右腕は「心配しなくても大丈夫です」と、6日の登板には影響のないことを強調していた。

参照元:スポーツ報知

◆楽天3―2ロッテ(2日・長崎) 楽天の大学・社会人ドラフト1巡目、長谷部康平投手(22)=愛知工大=がオープン戦初登板を5回1安打無失点と好投し、開幕ローテーション入りをいきなり手中にした。右打者を9人並べたロッテ打線を相手に、宝刀のチェンジアップで5奪三振もマーク。ノムさんは「新人王、狙ってもらいましょう」と話し、マー君に続く楽天から2年連続の新人王を期待した。

 軽快だった。173センチの長谷部が、マウンドで躍るように投げ込んだ。指先から離れたボールは、右打者が9人ずらりと並んだロッテ打線のバットをあざ笑うように空振りさせた。5回2死から今江を二飛に抑え、涼しい顔で引き揚げた左腕。5回をわずか1安打。無失点のオープン戦初登板で、早くも開幕ローテを引き寄せた。

 最大の武器、チェンジアップが光った。1回1死、堀から奪った三振を手始めに、ウイニングショットで5奪三振。右打者の外角に落ちるタイプと、真っすぐ落ちるタイプを使い分けている長谷部は「あとはリリースで強弱をつけたり工夫しています」と、投げ方によっては“無限”のチェンジアップを操る。まさに本領発揮だった。

 「きょうはからだ全体を使って、思い通りに投げられました。(ロッテの)成瀬よりはスピード出ていましたよね」この日MAX137キロながら、体感速度は表示をはるかに上回るキレを見せて堂々の“プロ初勝利”。課題だった体重移動を修正するため、バランストレーニングを積んでこの日に臨んでいた。4回を無安打に抑えたヤクルトとの練習試合(2月25日)を含めれば9回1安打無失点。「完封じゃないですか」と笑った。

野村監督もルーキーの投球に白旗だ。キャンプ中に「新人王を狙う」と公言した長谷部を「うぬぼれるな、1軍が先だ!」と一喝。実戦で好投が続いても合格手形を与えなかったが、この日は違った。「お灸(きゅう)を据えてやろうと思ってたけど、褒めざるを得ないよ。新人王狙うと言ってるぐらいだからね…」ノムさんは、昨年アマから唯一、日本代表に選ばれた左腕の才能を認めた。

 前日は、連絡を取り合う間柄のソフトバンク・大場が好投。「あいつの電話、長いんですよ」と冗談を飛ばすが、負けたくない気持ちは常に心の中にある。この日、各スポーツ紙の紙面には大場が大きく掲載されていた。「大場より、大きくお願いします」小さな体に込めた負けん気も、長谷部の取り柄だ。

参照元:スポーツ報知

 ◆中日3-4日本ハム(2日・北谷) 日本ハムの中田翔内野手(18)=大阪桐蔭=が激走で決勝点を奪う活躍を見せた。2日、中日とのオープン戦(北谷)に「7番・DH」で先発。打つ方は1安打に終わったが、四球で出塁した同点の9回に初盗塁。さらに紺田の浅い中前安打で二塁から一気に本塁突入。微妙なタイミングとなったが、捕手のブロックを巧みなスライディングできわどくかいくぐり見事、生還。パワフルな打撃で注目されるルーキーが足で魅せて、沖縄での1か月を締めくくった。

 鬼の形相で中田は三塁を蹴った。中堅からのバックホームに「アウトかな」と思った次の瞬間、怪物は飛んでいた。捕手のブロックをかいくぐり、左手でホームベースを思い切り叩くと、そのまま体は一回転。球審の両手は真横に広がった。「良かったッス。必死でした」迫力満点のクロスプレー。球場はこの日一番の盛り上がりを見せ、三塁ベンチもお祭り騒ぎで怪物を出迎えた。

 同点の9回2死二塁。紺田の浅い中前安打に、中田は激走で応えた。「無我夢中ッス。一生懸命さは伝わったかな」という全力プレーを梨田監督も「体当たりじゃなくて、うまく回りこんだ」と評価。結果的に「梨田ハム」のオープン戦初勝利の決勝点となった。

 伏線は直前にあった。9回先頭の第4打席、中田はネルソンから四球を選んで出塁。そして、1死後に二盗に成功した。助っ人右腕の大きな投球モーションをついた好走塁かと思えたが、実際はエンドランのサインに、打者・飯山が空振りしたもの。しかし、それが“プロ初盗塁”となるあたりが、中田の持つ運の強さかもしれない。

 豪打のイメージが定着しているが、もともとは50メートル6秒2と俊足の持ち主。本人は「別に自分は足を生かす選手じゃないので」と素っ気ないが、春季キャンプで体重105キロから98キロにまで減量したこともプラスに働いているようだ。

 バットでも魅了した。4回1死一塁の第2打席に小笠原の内角直球をさばき、中前安打。「詰まりながら、最後まで右手で押し込めた。すごく良かった1打席ッス」また、試合前のフリー打撃では、立浪、和田ら中日ナインの熱視線を集め、サク越えが放たれるたびに敵地から歓声が上がった。

 1月31日のキャンプ地入りから32日間に及んだ沖縄生活を「すごく楽しかったし、勉強になることが多かった。良かったッス」と充実感いっぱいに振り返った。中田は3日に都内での新人研修を経て、札幌入りする予定。ハラハラドキドキの“翔タイム”は、北の大地へと続く。

 ◆日本ハム中田の沖縄通信簿
  [打撃A] 名護キャンプ初日(1日)、プロ入り初の屋外でのフリー打撃で36スイング中2発の場外弾を含む13本のサク越えを披露する上々のスタート。プロ初の対外試合となった10日の阪神との練習試合では、左翼場外へ130メートルの大アーチ。3月1日の横浜とのオープン戦初戦でも、第1打席で左中間に第1号を放った。8年ぶりとなる高卒新人によるオープン戦の初打席初本塁打という記録的なデビューを飾った。
  [走塁B] 14日の紅白戦、16日の阪神との練習試合と2試合連続で三塁打を記録。紅白戦では足で稼いだ内野安打も放っており、50メートル6秒2という巨体に似合わぬ俊足ぶりを披露した。
  [守備C] 野球人生初の三塁守備に挑戦したが、不安感はぬぐいきれず。自慢の打撃を生かすため、一塁との併用が決定した。その後も三塁守備練習は継続しているが、深刻な送球難に悩んでおり、外野にも挑戦した。一方、15日にはプロ初のブルペン入り。145キロ級の直球を投げ込み、“二刀流”に色気をのぞかせている。

 ◆ダル ツーシーム解禁だ ○…ダルビッシュが試合前、5日のヤクルト戦(札幌ドーム)に向けて北谷球場でブルペン入りし、キャンプ中は投げなかったツーシームを解禁。「そろそろ投げておかないと」と右打席に打者を立たせて胸元を突いた。ひじの角度を微調整した新フォームとの相性も良く、今季から就任した吉井コーチは「あれがあるだけで試合が作れる」と絶賛の言葉を並べた。

参照元:スポーツ報知

◆ブレーブス6―4アストロズ(2日・フロリダ州キシミー) アストロズの松井稼頭央内野手は「2番・二塁」で出場し、2打数1安打1打点1盗塁だった。内容は三ゴロ、中犠飛、左安打。

 松井稼がオープン戦2試合目で初安打初盗塁を記録した。

 6回の第3打席。外角低めの直球を逆らわずにライナーで左にはじき返し、直後に二盗を決め、後続の安打で生還した。チームが松井稼に期待する「足」を披露した。

 まだシーズンに向けての調整段階だけに「スタートが遅れている感じがあった」と反省。走ることで調子を上げるタイプだけに「積極的に走れば守る方も打つ方も攻撃的になれる」。今後も機会があれば果敢に走っていくつもりだ。

 ロッキーズ同様、アストロズも松井稼にはノーサインで盗塁させてくれるという。「大きいのを打つ打者がたくさんいるので、僕は走る方で貢献する」。1番ボーンとの俊足コンビが躍進の鍵を握っている。

 第2打席は中犠飛と打撃でも貢献した。「まずは自分のタイミングでしっかり(ボールを)とらえること」。変化球への対応がいまひとつらしく、打席を重ねながら精度を高めていくと話していた。

参照元:スポーツ報知

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