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◆横浜5―14楽天(6日・横浜) ノムさんの痛快「マジックショー」だ。2点目を奪って、なお1死満塁の6回。投手が右のウッドから左の土肥に代わったところで、野村監督が迷わず動いた。その前の打席で先制のプロ初本塁打を放った横川に、代打・高須のコール。「勝負どころじゃ。1点でも2点でも取れる時に取っておかないとな」知将の采配はズバリとはまった。
一挙7点のビックイニング到来だ。「みんなでつないで作ったチャンスだし、強い気持ちでいきました」高須が期待に応えて2点適時打。朝井の適時打で5点目を奪い、トドメは今季初めて1番に抜てきした鉄平が3号3ラン。終盤にも6点を奪って、終わってみれば今季最多14点で圧勝。交流戦首位タイをがっちりキープして、貯金もチーム最多タイの4個に戻した。
大量点の起点になったのは、この日、今季1軍に初昇格、即スタメン出場した35歳・沖原だ。6回、先頭打者として右中間二塁打を放ち、これが大量点への導火線。野村監督のベテラン登用と、鉄平の1番起用、そして迷わず告げた代打コール。すべてがズバリとはまる野村マジックだったが、試合後はおかんむりだった。
先発・朝井が中盤崩れ、終盤は防戦一方になったことで「1回からコンコラコンコラ走者出して。結果オーライの野球が一番嫌いや。いつまで立ってもオレ好みの野球ができんのぅ」とボヤキ節。大量得点の翌日は打線も湿りがちになる傾向もある。「明日が心配や。カブトの緒を締めていかんとな」それでも足取りは、少しだけ軽やかだった。
参照元:スポーツ報知
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