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◆西武3―3日本ハム=延長12回引き分け=(15日・西武ドーム) 不屈の獅子が転落寸前のがけっぷちから2度はい上がった。負ければ首位陥落の一戦。渡辺西武は2度のビハインドを追いつき、延長12回ドローに持ち込んだ。「みんな気持ちが入っていた。負けなかったのが何よりだね」首位を死守した渡辺監督は真っ先に、ナインの執念をたたえた。
期待の22歳が死闘を演出した。2点を追う5回2死二塁。松坂が左越えに今季1号2ランを放ち、試合を振り出しに戻した。「江藤さんの誕生日に何とか勝ちをつけたいと思い、一生懸命バットを振りました」この日は江藤の38歳の誕生日。ひと回り以上も年下の松坂のコメントに、チームの結束がにじみ出た。
再び1点リードを許した8回には、1死三塁から片岡が左翼へ同点二塁打。再度同点とすると、救援陣が延長12回まで無失点で切り抜けた。3時間52分の激闘に渡辺監督は「劣勢だったけど何とか追いついてよく踏ん張った」と勝利に等しい引き分けを振り返った。
西武はこの日から1週間で4試合の日程。指揮官は今週を2連戦が続く交流戦の“予行”と位置づけ、2連戦の初戦を重視していた。8回には先発要因の帆足を中継ぎで起用。同点直後は岡本真、グラマンのリリーフエースを積極的に投入した。
「交流戦と似た日程だし、選手はいい勉強になっただろうね」総力戦を終えた渡辺監督は今後に向けた収穫を口にした。この日はドローだったが、今季は12勝中6勝が逆転勝ち。ヤングレオの執念と先を見据えた首脳陣の戦い方に、常勝西武再建への本気度が表れていた。
参照元:スポーツ報知
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