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◆ロッテ5x―4ソフトバンク(6日・千葉マリン) おいし過ぎる場面に、西岡は興奮していた。1点ビハインドの9回、同点に追いつきなおも2死満塁。カウント1―1から、133キロの内角カットボールに体が反応した。「何でもいいから振りに行きました」左翼手の前で弾んだ詰まり気味の打球は、プロ入り初のサヨナラ安打。両手を広げたガッツポーズが、ナインの歓喜の輪に吸い込まれた。
お祭りムードに乗っかった。6回までわずか1安打の打線が7回に目覚める。4長短打などで3点を返し1点差。9回も1死満塁から、田中雅が同点の左前適時打を放った。4日の試合でも同点の8回2死満塁、同じニコースキーから決勝適時打を放った殊勲者による最高のお膳立てだった。応えないわけにはいかない。「チームとファンの勢いが一致して、あそこまで打球が飛んだ」見えない力に後押しされた一打だった。
親友の思いも背負っていた。直前の打順は、私生活でも仲のいい同期入団の早坂。「本当は圭介(早坂)に決めて欲しかった。『お前ひとりで決めてこい』と言ってました」しかし、結果は遊ゴロ。「何とかカバーしようと思っていた」と、振り返った。
本来3番を打つ福浦が、不振で2軍落ち。3戦連続で代役を任され、チームトップタイの7打点目で期待に応えた。チームは2カードぶりに勝ち越し、借金も1。「これから花見に行って楽しんできます。夜桜気分ですね」と話した背番号7の笑顔も満開だった。
参照元:スポーツ報知
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