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◆ロッテ2―3日本ハム(29日・千葉マリン) 見えない力が働いた。緊急事態の日本ハムが結束力で勝利をもぎ取った。9連戦の初戦の試合前、予告先発の武田勝が打撃練習の打球を受けて左手親指を骨折。梨田監督でさえ「夢かと思った。何が何だかさっぱり分からなかった」と我を失いかけたアクシデントに、ナインが奮い立った。
先発左腕の負傷で、中継ぎの建山か坂元を急きょ先発させるか、と頭を抱える首脳陣に“天の声”が降り注いだ。「困っているならオレが投げられるぜ」声の主は翌30日に先発予定のスウィーニーだった。先発1日繰り上げを直訴し、6回を5安打無失点。5回2死一、三塁では打球を腹で止めてピンチを脱した。気迫十分の孝行右腕は「投手陣は家族。お互い助け合うことが必要」と胸を張った。
助っ人の心意気は攻撃陣にも伝わった。3回に森本の適時二塁打でチーム26イニングぶりの得点を奪取。8回に同点とされたが、9回無死一、二塁から再び森本がバスターで決勝の中前適時打を放ち、連敗を3で止めた。
先発の故障、負ければ借金生活の危機を乗り越え、9連戦を白星スタート。梨田監督は「一丸となって全員野球ができた。結束力を強く感じた」と団結力に目を細め、「本当に全員でやらないといけない時が来た」と続けた。30日は翌5月1日に先発予定だったダルビッシュが「僕も行きます」と3戦連続の中5日登板を覚悟で繰り上げ先発を志願。V2王者がスクランブル態勢で首位戦線に食らいつく。
参照元:スポーツ報知
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