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◆カージナルス1―7カブス(6日・セントルイス) カブスの福留孝介外野手(31)が第79回オールスター戦(15日、ヤンキー・スタジアム)に、ナ・リーグ外野手のファン投票3位で初選出された。米大リーグが出場選手を発表した。日本人野手では3人目。マリナーズのイチロー外野手もア・リーグ外野手部門3位で8年連続の選出。ヤンキース・松井秀喜外野手(34)、Rソックス・松坂大輔投手(27)は落選した。
吉報は6日の朝、遠征先のセントルイスで受け取った。「素直にうれしい。まさか、こっち(米国)に来た時には選ばれるとは思っていなかった」メジャー移籍1年目で届いた球宴出場の切符。しかもファン投票で選ばれ、福留はスタメンで夢舞台に立てる喜びを隠せなかった。
「すべてが初めて。その場になってみないと分からない」実感はわかないが、名誉の重みは理解できる。日本人野手としてはイチロー、松井秀に次いで3人目。「選手としては非常に意味がある」歴史に名を刻めることを光栄と受け取った。
「見たいと思われる選手でありたい」と言い続け、首位を走るチームで主軸に恥じない働きを見せた。中間発表から上位に名前を連ね、最終的に約299万票を獲得した。堂々の選出だった。
6度選ばれた日本の球宴では「あまりいい思い出がない」という。だが、今回は「行けないと思っていたヤンキー・スタジアムに行けるのも楽しみ」とさまざまな思いを巡らせ、特別な一日を満喫するつもりでいる。
この日のカージナルス戦は休養のため先発を外れ、7回に代打で出場。突然の起用だったが、左前安打を放った。それでも「たまたまでしょう。(調子は)まだまだ」と慎重だ。ナ・リーグ新人野手の先発は1956年のF・ロビンソン以来52年ぶり。夢の舞台で復調を見せれば、選んでくれたファンへの、これが最高の恩返しになる。
参照元:スポーツ報知