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日本ハム・ダルビッシュ有投手(21)が7日、プロ4年目で初めてファン投票でのオールスター出場を決めた。投票開始前は「(楽天の)田中君とかがいて難しいと思う」と話していたが、実際はパ先発部門で2位の楽天・岩隈に倍近い差をつけての圧勝。結婚してなお、人気を増すエースは「うれしいです。期待に応えられるように投げたい」と表情を崩した。
球宴出場は2年連続2回目。ダルビッシュは今年から実施された選手間投票でもパのNO1投手に輝いた。「それが一番うれしい。実際に打席で対戦した方々に認めてもらったということなので」と誇らしげだ。
現時点では31日の第1戦先発が有力。大阪・羽曳野出身の右腕にとって京セラDは「松坂さんが(中村)ノリさんに156キロを投げたのは見てました(00年7月28日、近鉄・西武戦)。当時はあの球場で投げると思ってなかったし、今は不思議な感じ」という凱旋舞台だ。
球宴後は北京五輪の代表合宿が控えていることから全パを指揮する梨田監督は「3イニングはない」と断言。ダルビッシュは「MVP? 無理ッスよ。2回6奪三振でも優秀(選手)止まりじゃないですか」と苦笑するが、指揮官は「(年3試合制の)昔とは違うし、6連続三振でも値打ちがあるよ」と期待した。
「オールスターは打たれても責められないし、真っすぐでいきたい」と力勝負を誓ったエースは、対戦したい打者にヤクルト・青木を指名。交流戦では青木の右脇腹肉離れにより、対決が流れたが「また脇腹をどうやって痛めてやろうかしか考えていない。空振りか、カットボールで当てるか」とニヤリと笑った。ファンからも選手からも認められたダルビッシュが、真夏の祭典で主役を張る。
参照元:スポーツ報知