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◆中日4―2巨人(4日・ナゴヤドーム) 握りしめた右拳に気迫がこもっていた。四球とヒットで迎えた4回無死一、二塁。ラミレスを140キロの直球で見逃し三振に抑えると、阿部は右飛に詰まらせた。なおも2死一、三塁から古城を空振り三振に打ち取り、ガッツポーズ。「三振を取りにいった。連敗中だったので勝ちたい一心で投げました」泥沼となる4連敗を止めたのは、エースの闘争心だった。
圧巻の7勝目だった。立ち上がりから高橋由、木村拓を連続三振に打ち取るなど、7回を3安打無失点で10奪三振。最速148キロの速球を軸に、4回以外は二塁さえも踏ませない完ぺきな内容だった。「こういう状況を止めるのがエース。そういう宿命にあるわけだから」落合監督も川上の投球を手放しで褒めた。
危機感を感じていた。自身が6月27日の横浜戦(横浜)で6勝目を挙げてから、チームは連敗街道に突入した。大事な首位・阪神との決戦も3タテを食らった。「投手王国と言われながら、先発陣が薄いと思っていた」と神妙な表情。うなずく報道陣の様子を見ると「まあ勝ったから、かっこいいことが言えるんですけど」とジョークを飛ばし、爆笑を誘った。
連続無失点も21回2/3に伸ばした。リーグ最多となる8度目の月間MVPを獲得した6月に続く、連続受賞も視野に入る。「無失点? 少しだけ意識してます」とはにかんだ背番号11。エースの快投で落合竜には梅雨明けが訪れた。
参照元:スポーツ報知
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