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◆楽天7―4ロッテ(1日・Kスタ宮城) 楽天がロッテに競り勝ち、球団創設の2005年開幕戦に白星を飾って以来、3年ぶりに「貯金1」をマークした。同点で迎えた7回に、フェルナンデスの2号3ランで試合を決める豪快な勝ちっぷり。開幕4連敗の後に球団タイ記録となる5連勝とし、4位から一気に球団史上初の単独2位に浮上した。記録ずくめの野村楽天が、2日にも単独首位に立つ。
杜(もり)の都は最大瞬間風速30・2メートル。勝利のあいさつで帽子を取った野村監督の髪も一気に巻き上がった。「風に吹っ飛ばされるよ」ゲームでは12安打で7点を奪う逆転勝ちで、見事にロッテを吹き飛ばした。開幕4連敗の後、5連勝の快進撃。2005年3月26日、ロッテとの開幕戦(千葉マリン)以来となる424試合ぶりの貯金1を達成した。
「どう評価する? ノリノリか? こういう負けゲームを勝つといくよ」百戦錬磨の指揮官が感じるチームの勢い。1点を追う4回に礒部が左犠飛で同点とした。6回に3点リードを追いつかれても、7回1死一、二塁でフェルナンデスが決勝の2号3ラン。先発が試合をつくり中継ぎがつなぐ。打線が応える。強い集団の勝ちパターンだ。
前日の31日、フェルナンデスが休日返上でウエートトレに励んでいた。この日もアップ前から体を温めていた。「自分の打点よりチームの勝利が幸せ」という。主砲だけでなく、やる気がチームに充満している。創設年からレギュラーの選手会長・高須が言う。「投手が頑張って、打線も何とかしようという気持ち。序盤で終わっちゃう試合が今はない。相乗効果ですね」何もかもが手探りだった初年度と比べ、貯金の価値が違った。
昨年、3回挑んで手が届かなかった貯金の壁を突破。単独2位への浮上も球団史上初だ。「5(連勝)の次は何だ? 6だよな。2位? ニィちゃん寄ってらっしゃい! まあ、勝ってカブトの緒を締めましょう」ノムさんのトークは脱線気味だが、チームは勝利のレールに乗っている。
参照元:スポーツ報知