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楽天のルーキー7人が沖縄・久米島キャンプ初のオフとなった4日、島内を観光し、シーサー作り、三線(さんしん)弾きなどに挑戦した。疲れのたまっていた金の卵たちも初体験の連続に興奮気味。中でも高校生ドラフト1巡目・寺田龍平投手(18)=札幌南高=は出身地の北海道とは全く違う文化に触れリフレッシュした。気持ちを新たにしたルーキー右腕は5日からの第2クールで本格的なアピールを開始、第3クールの紅白戦で初の1軍マウンドを目指す。
待ちに待った初のオフだ。島内の観光が始まると、寺田の顔にあっという間に笑みが広がった。シーサー作りでは、慣れない作業の連続に苦戦。出来上がりにはやや不満げで「20点です」と厳しく自己採点。「加点方式で付けました。唯一、目が笑っているように作れたので…」と苦笑いを浮かべた。
その後は沖縄音楽に欠かせない三線にも挑戦した。生まれて初めて南国の文化に接し、「北と南は正反対だし、いろんな面で違うと思いました」と感心しきりで、すっかり心は癒やされたようだ。
前日までの第1クールについて、ルーキー右腕は「ここまでは楽しいと思えている。ずっと楽しいままでいられたら…」と振り返った。しかし、初めて参加するプロのキャンプで疲れていないわけがない。貴重なオフにリフレッシュ出来たことは、今後に向けてプラス材料となる。
現在は2軍で奮闘を続けているが、目標は当然、キャンプ中での1軍昇格だ。寺田は「1回でも上に行って、出来るだけ長くいられたら」と力を込める。最初のチャンスは、早ければ6日にも始まる紅白戦だ。2軍で首脳陣に順調な調整をアピールできれば、9日からの第3クールにも1軍マウンドのチャンスが回ってくるはずだ。
昨年まではこの時期、氷点下の北海道にいたため、温暖な久米島での調整に手応えは十分感じとっている。ただ「調子に乗って肩を壊してはダメ」と、秀才ルーキーにはしっかり抑える点も見えている。この日の“充電”を生かし、5日の第2クールからは大胆かつ慎重に存在感を示していく。
◆ブログ開設
進学校として有名な札幌南高から楽天に入団した寺田は、秀才らしく1月9日の入寮の際には、ルーキーの中では1人だけブログの開設を表明。同22日からさっそくスタートさせている。「出来るだけ面白く、砕けた感じでやっていきたい」との宣言通り、カラフルな文字を使ったページが完成。ブログには気の利いたコメントを載せるなど、早くも好評を呼んでいるようだ。
参照元:スポーツ報知