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レッドソックスの松坂大輔投手(27)が、来年1月19日に横浜スタジアムで“凱旋登板”することが10日、分かった。自身のチーム「サムライ」の先発投手として、萩本欽一監督(66)率いる「茨城ゴールデンゴールズ」とスペシャルマッチを行う。国内でのマウンドは、昨年10月7日のプレーオフ第1ステージ・ソフトバンク戦(インボイス西武)で13K完封して以来、469日ぶり。怪物伝説の原点となる横浜の地から、メジャー2年目をスタートさせる。
世界一の栄冠をひっさげて、怪物がハマのマウンドに帰ってくる。松坂が来年1月19日、実に469日ぶりに国内のマウンドに立つことが分かった。“凱旋登板”の舞台は、怪物伝説発祥の地・横浜スタジアム。すでにRソックス側にも了承を取っており、メジャーリーガーとして里帰りを果たすことになった。
原点に回帰する。横浜高のエースだった松坂にとって、ハマスタは思い出深い球場だ。高校2年だった97年、夏の県大会準決勝・横浜商戦。先発し、8回まで1失点に抑えながら、9回にまさかの暴投で2―3のサヨナラ負け。上級生の夏を終わらせた責任を痛感し、号泣した。この時の悔しさをバネに剛腕は猛練習を積み、次々と伝説を築いていった。大リーガーとなって国内初の雄姿を、横浜で見せるのも何かの因縁だろう。
敵は日本一の軍団だ。今年1月7日に行われた壮行試合に続き、茨城GGが相手を務める。前回、松坂は球団との契約から登板できず、始球式と“終球式”に投げただけだった。だが、このドリームマッチを経て、松坂はWシリーズ制覇、茨城GGは9月の全日本クラブ野球選手権で全国制覇を果たすなど、両軍が栄冠をつかんだ。“縁起もの”の一戦に向け、松坂と欽ちゃんは今月初旬、極秘でゴルフを楽しみ、当日の健闘を誓い合った。世代を超えた友情が両者の間に芽生えている。
松坂は先発のマウンドに立つ。1月の横浜は寒いが、年明け早々にも始動する予定で、調整上は問題ない。収益の一部はチャリティーとして社会貢献に使われ、誰もが笑顔になる舞台は整った。Rソックスは来年3月25、26日に東京ドームでアスレチックスと開幕戦を行うが、松坂の登板は夫人の出産の関係もあり、微妙だ。ファンはそれに先んじて「DICE―K」を体感できる。2年連続世界一へ、真価が問われるメジャー2年目は、横浜で幕を開ける。
参照元:スポーツ報知