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松坂が11日、実戦形式のフリー打撃に登板。リーグ優勝決定シリーズ第3戦(15日、クリーブランド)先発に向けた調整を行った。オーティズ、ユーキリスら打者延べ18人に対し、3イニングで81球。スライダー系の球をミラベリに左翼席に運ばれるなど安打性の当たりは6本。2四球、3奪三振の内容にも右腕は収穫を強調した。
「目いっぱい行くことはなかったが、(打席に)打者がいると違う。最高の練習でした」5日のエンゼルス戦先発から次回登板まで間隔があくため、実戦感覚を鈍らせないようにするのが目的。ほとんどの球種を使って配球を組み立て、満足げな表情でマウンドを降りた。
ファーレル投手コーチは「味方の内角を攻めるわけにもいかないし、アドレナリンの出方も違うだろう。直球の制球は悪くなかった」と評価。フリー打撃登板前にはブルペンで38球を投げ、計119球。投げ込みで肩に適度の張りを与えた。
この日は体感温度が10度前後になるまで冷え込んだ。背中と肩にホットクリームを塗り、防寒アンダーシャツを着込んで対応。敵地でも同様の寒さに襲われる可能性があるため、予行演習を兼ねる形となった。
全体練習終了後、小雨の降る中、一人グラウンドでダッシュ、ランニングを繰り返した。今季、残る登板機会は最多でも4度。悔いを残さぬためにも、準備だけは怠らない。
◆インディアンスはサバシア先陣 201センチ、131キロの巨漢左腕がレ軍退治の先陣を切る。ディビジョンシリーズ、対ヤンキース戦の初戦に先発したサバシアは5回を4安打、3失点。勝利投手になったものの、6四球と制球に苦しんだ。「前回は力が入ってしまった。今回は思ったところに投げられるように球速を抑え、制球を重視したい」今季レ軍戦は0勝1敗。7月に松坂と投げ合った試合で7回1失点ながら負けがついた。その時の借りを返すチャンスが訪れた。
参照元:スポーツ報知