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レッドソックス2年連続世界一ピンチ。カート・シリング投手(41)の右肩の故障が7日に発覚。少なくとも前半戦の登板が絶望となり、最悪退団の可能性も出てきた。ポストシーズン通算11勝2敗で精神的支柱でもあった右腕の離脱は、この日で国内自主トレを打ち上げた松坂大輔投手(27)や初の20勝をマークしたベケットらにも影響を及ぼしそうだ。なお、岡島秀樹投手(32)がこの日、渡米した。
NFL・ペイトリオッツのスーパーボウルでのまさかの敗退に次いで、ボストンが再び悲しいニュースに揺れた。04、07年と2度のワールドシリーズ制覇の立役者で通算216勝右腕シリングの右肩痛が発覚。少なくとも前半戦の離脱が決定的となった。
ベテランエースの故障をスクープしたのは7日付の地元ボストン・グローブ紙。同紙によると、肩の具合は手術を必要とするほど悪化。手術を回避して治療しても前半戦は棒に振る模様だという。もし、手術をした場合は、公式戦中の復帰はほぼ絶望で、球団が契約を無効にすることも検討している、という。
その報道を受け、シリングは自らの公式ページで「昨年も肩に違和感があったものの、契約の際に(球団の)検査をクリアしていた。シーズンに向け肩を休ませていたが、先月に異常を感じた。その後、球団と連絡しているが、治療に関して平行線をたどっている。ただ、報道は正しくない」との声明文を掲載。一方、球団は「シリングが右肩に違和感を訴えた。彼は復帰のためのプログラムをスタートしている」と答えたにとどまり、どちらも具体的な復帰の日時を明らかにしていない。
シリングはDバックス時代の01年にも世界一を経験するなど、ポストシーズン通算11勝2敗の勝負強さを誇る。昨年はメジャー1年目の松坂をサポート。打ち込まれることが多くなった終盤戦は、背番号18にアドバイスを送り、それが優勝決定シリーズ、ワールドシリーズでの復活につながった要因の一つでもあった。それだけに松坂にとってもショックなニュースといえる。
現時点では昨年、デビュー2試合目でノーヒッターをマークした23歳のバックホルツを先発の5番目に据える予定だが、精神的支柱でもあったエース離脱は30球団中1、2と評されるレ軍投手陣といえども、大きな打撃となりそうだ。
参照元:スポーツ報知