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レッドソックスの松坂大輔投手(27)が8日、横浜・金沢区の母校・横浜高長浜グラウンドで自主トレを行った。約2時間、汗を流した右腕は今キャンプでの新球マスターを封印。既存の球種を磨いて、1年目以上の成績を残すことを恩師に誓った。
午前10時過ぎに姿を現した松坂は、約30分間のランニングの後は約40メートルの距離でキャッチボール。最後は右、左打席合計139スイングものティー打撃を行った。今季は、新球に手を出すのをやめ、足元を見つめ直す。「その中でもひとつ、特に磨きたいボールがあります」明らかにはしなかったが、特に精度を上げたい球種がある。
同校の小倉清一郎部長(63)からは沈むボールの重要性を説かれた。「野茂が勝てたのはフォークがあったから。(これまで投げなかった)右打者にもチェンジアップを投げられるようになれば、17は勝てる。防御率も3・80~90くらいにできる」。恩師のゲキに松坂は「2年目はやります」と自信を見せた。
高野連への申請が間に合わず、言葉を交わすことはなかったが、センバツ出場が確実な後輩たちの様子をバックネット裏から熱く見守った。「気持ちが改まる? そうですね。育った場所ですから」背番号18が母校で再スタートの一歩を踏み出した。
◆記念碑と初対面 松坂が自身の記念碑と初対面した。昨春、横浜高OBら関係者が長浜グラウンドの正門近くに松坂のメジャー移籍を記念するモニュメントを建立。横浜高、西武、レッドソックスと3つのユニホームをまとった自身の姿が描かれている記念碑をこの日、初めて目にした。有志によって建てられた記念碑は100万円を超す製作費がかかっているとされ、「ずっと、早く見に来いと言われていました。すごくお金がかかっているみたいで…」と恐縮しきりだった。
参照元:スポーツ報知