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◆横浜5―6ソフトバンク(29日・北九州) 打った大隣が一番、驚いていた。1―0で迎えた2回1死二塁。「バットに当てて走者を進めよう」という意識で、小林の直球に振り遅れ気味にバットを出した。ミートはしたが、打球は逆方向へ。だが、勢いは衰えず、そのまま左翼席に吸い込まれていった。貴重な2ランとなったプロ初アーチに「振り遅れたのが結果的によかっただけ。たまたまです」と、偶然を強調した。
サプライズも2夜も続くと、珍事という言葉がしっくりくる。前日(28日)の同カード(大分)でガトームソンがアーチをかけたのに続く、投手の2試合連続本塁打。セ・リーグでもめったにお目にかかれない珍現象を起こした当の本人は、投げても7回途中を2失点の力投で5勝目をマーク。投打にわたる活躍で、チームに白星をもたらした。
京都学園高時代に4番を務めるなど、打撃にも定評があったが、「ホームランを打つような打者じゃなかった」と振り返る。それでもガトームソンに続き、交流戦で本塁打を記録した5人目のパ・リーグ投手となった。同一球団の投手の2戦連発となると、もちろん交流戦では初。チームでも南海時代の1960年、スタンカ、皆川以来48年ぶりの快挙だった。
最後は冷や汗の展開だったこともあり「投手の本塁打? そっちの方は計算できないからな」と、王監督はどうにもコメントに困った。ともあれ、あの一発が勝率5割復帰に貢献したのは事実。こんなサプライズなら、何度でも起こってくれていい。
参照元:スポーツ報知
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