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◆ロッテ3―4西武(14日・千葉マリン) 吹き付ける潮風はプリンスの援軍だった。風に乗って、岸が躍動した。8回途中まで3失点。自己最多の11三振を奪い、「風が味方してくれたと思います」とはにかんだ。負ければ4連敗。3位ロッテと4ゲーム差に開く正念場の一戦。6月に地獄の10連敗を止めたルーキーが、再び窮地の西武を救った。
風への“免疫”が好投に直結した。千葉マリンでの登板は今季3度目。女房役の細川からは「風に慣れるように」と助言を受けた。試合中、イニング間のキャッチボールで調整しながら、バックスクリーンで跳ね返る特有の風を利用。ブレーキの利いたチェンジアップ、スライダー、カーブが、140キロ超の直球との相乗効果を生んだ。
波に乗れないチームの中で後半戦3連勝。東北・仙台出身で暑さは苦手だが、おう盛な食欲が好調を支えている。「不思議と今年の夏は食べる量が落ちないんです」体重は開幕からベストの68キロをキープ。この日はプロ入り最多の141球を投げ、スタミナも見せつけた。
楽天・田中に並ぶ新人トップの9勝目。連敗を3で止め、再び西武を5割復帰に導いたルーキーに、伊東監督も「今日は岸の好投に尽きる」と賛辞を惜しまなかった。「何としても勝ちたい一心で投げました」と、さわやかに汗をぬぐった岸。チームが連敗中の登板は、10連敗時を含め4勝1敗。Aクラスへの光が消えかかるたび、白馬の騎士が助けにやってくる。
参照元:スポーツ報知
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