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◆春季高校野球岩手大会第2日 ▽2回戦 専大北上5―4一関学院(23日・大槌球場) 岩手の2回戦で、専大北上が5―4で今春のセンバツに出場した一関学院に逆転勝ち。4―4の7回、2死二塁から5番の大塚尊司(2年)が右越え適時二塁打を放ち、試合を決めた。宮城の1回戦では、聖和学園と大崎中央の昨秋東北大会出場校同士が、いきなり激突。序盤から猛打が爆発し、先発・西條将(3年)も好投の聖和学園が8―3で勝ち、同県大会準決勝で敗れた雪辱を果たした。
専大北上の大塚が二塁上で何度も右拳を突き上げた。4―4の7回、2死二塁。初球の直球を叩くと、打球はグングン伸びた。勝ち越しの右越え二塁打だ。「(4回無死一、二塁で)バントを失敗してたので、打ちたかった。積極的にいきました」とにっこり。
06年夏の甲子園に出場した専大北上をテレビで見て「ここでやりたい」と神奈川県小田原市から入学。だが、野球部は昨春、西武の裏金問題に端を発し、一時解散した。1年目の春を棒に振っただけに「春から強いチームと試合ができてうれしい。やりがいがあります」。
今春から5番に抜てきされ、プロ注目スラッガー、中井隆盛(3年)の後を打つ。「中井さんもアウトになることがある。そのぶん、自分が打てば中井さんを助けられる。責任重大ですけど」と大塚。勝ち越し打を含め、2安打3打点で役割を果たすと、堀田一彦監督(51)も「来年の4番候補です」ときっぱり。
準々決勝の相手は昨夏決勝で敗れた花巻東。「夏につなげるためにも、思い切ってぶつかります」と大塚は力強かった。
◆一関学院、川原先制2ランも逆転負け悔やむ
3回に川原翔太(3年)の2ランで先手を取ったが、逆転負け。川原は「ホームランは打ったけど、(7回の)2死一、二塁で三振してしまった。あそこで打たないと厳しい」と悔やんだ。昨春、大船渡工から編入し、今春から公式戦出場が可能となった。「夏までにチャンスで打てる打者になります。練習します」
参照元:スポーツ報知