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日本代表・星野仙一監督(61)が22日、日本ハムの高校生ドラフト1巡目、中田翔内野手(18=大阪桐蔭)を、2008年北京五輪日本代表の第1次候補メンバーに入れることを明言した。この日、自身がCM出演する食品会社のイベントに参加した闘将は、「打撃ではオリンピック候補やね。(代表候補に)入れておけばいい」と断言。ルーキーで開幕から目覚ましい成績を残せば、20年に1人の逸材と呼ばれる怪物が、星野JAPAN入りする可能性が出てきた。
報道陣を通して“朗報”を伝え聞いた中田は、いつになく声を弾ませた。「ホンマっすか? うれしいっすね! そう言ってもらえるだけで光栄です」あこがれのJAPANに一歩前進した喜びが、満面の笑みに表れていた。
日本代表には広島鯉城シニアに所属した中学時代に選出されたが、プロの戦士たちが集まる夢舞台は、怪物にとっても特別だ。「やばいっすね。日の丸を背負うなんて、やばいっすよ」野球は北京五輪を最後に、種目から除外されることが決定済み。中田にとって、最初で最後のチャンスを逃すわけにはいかない。
激闘が日の丸への思いを一層、強くさせた。昨年12月。台湾で行われた北京五輪アジア予選の全3試合を、中田は高校の寮でテレビ観戦していた。明日なき戦いで闘志をむき出しにする代表選手の姿に、「久しぶりにしびれる試合でした」と感動。「(代表に)選ばれたら最高だし、実現させるためにキャンプで最善を尽くすだけです」と力強く意気込んだ。
アピールの機会は間もなくやってくる。星野監督を含む代表スタッフは、2月9日に日本ハムのキャンプ地、沖縄・名護を訪れる予定。「その時は、メッチャ頑張らないといけないっすね」当日は実戦こそ入っていないが、フリー打撃などで自慢のパワーを見せつけるつもりだ。新人王を目指す2008年に、新たなモチベーションが加わった。
参照元:スポーツ報知