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◆巨人6―1横浜(22日、宇都宮清原球場) 1956年7月以来52年ぶりとなる栃木・宇都宮での公式戦で内海が2勝目を挙げた。8回途中まで横浜打線を5安打1失点に抑える好投。半世紀前に1―0の完封劇を演じた当時のエース別所毅彦を思わせる熱投で、チームの連敗も止めた。打線もラミレスが4安打、ゴンザレスが3打点と助っ人コンビが大活躍して6得点。祖母の葬儀を終えて米国から再来日したクルーンが志願のベンチ入りを果たしたが、休養を与えられる快勝だった。

 最後は笑顔でスタンドへ向かって手を振った。52年ぶりに宇都宮で開催された公式戦。「せっかく来たんで、絶対に勝つつもりでした。応援がすごかったんで、投げやすかったです」内海がお立ち台で声を張り上げると、栃木の巨人ファンから大歓声が沸き上がった。

 立ち上がりは、何度も顔をしかめた。初回、先頭の仁志に中前へクリーンヒットを浴びた。直球がシュート回転した。四球などで1死一、二塁のピンチを招いた。「最初は自分の(投球フォームの)バランスが悪かった。リズムを良くすることだけ考えていました」逃げなかった。積極的にストライクを投げ込み、村田、ビグビーを打ち取った。

 立ち直った。味方打線がつながり、3回に3点を先制すると、4回は下位打線を3人でピシャリ。「あそこは(勝負所だと)意識しました。自分の調子も徐々に良くなっていたんで」直球に威力が戻り、4回にはこの日最速の142キロを計時した。5回に連打を許し、1点を失ったが、安定感は抜群だった。

 試行錯誤の末、2勝目にたどり着いた。21日、左腕はG球場のブルペンで36球を投げた。必ず登板日2日前に行ってきた投球練習を前日に行うのは超異例。「実は開幕からフォームがしっくりきていないんです。大きく足を上げることを意識しました」前回、16日の中日戦(ナゴヤD)では、6回途中6失点KO。自ら調整法を変えなければならないほど、追い込まれていた。キャッチボールから大きく右足を振り上げることで、本来の球威を取り戻した。

豊田の故障離脱などで苦しいリリーフ陣を救うため、完投を胸に誓っていた。だが8回、1死から金城に安打されたところで交代が告げられた。原監督は「中盤からずっとよく投げた。きょうは120球は投げさせたくなかった。役割の中で、もちろん哲(内海)がそのままいった方が抑える確率は高かったけどね」と説明。中4日で27日の阪神戦(甲子園)に先発するため、スタミナを温存させた。

 それでも52年前の公式戦で完封勝利した別所にも負けない、116球の熱投だった。「次も言われたところで結果を残すのが自分の仕事。中4日でも、言われたところに向けて調整します」と、内海が言葉に力を込めた。チームの正念場。若き左腕がまずは巻き返しへの風を起こした。

 ◆別所 毅彦(べっしょ・たけひこ)1922年10月1日、兵庫県生まれ。滝川中から42年に南海入り。49年巨人に移籍。52年に33勝を挙げるなど、巨人の第2期黄金時代を支え、巨人投手歴代1位の221勝をマーク。MVP2度、ベストナイン6度、沢村賞2度受賞。通算成績は310勝178敗、防御率2・18。61年に兼任コーチとして川上巨人を支え「鬼軍曹」と呼ばれた。同年現役引退。62年からコーチ専任となり、大洋のコーチを経て68年サンケイの監督に就任。79年に野球殿堂入り。92年から巨人OB会長を務めた。野球解説者転身後は「ベーやん」の愛称で親しまれた。99年死去。右投右打。

参照元:スポーツ報知

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