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◆ロッテ12―6ソフトバンク(5日・千葉マリン) 幸運が勢いを生み、ロッテが最下位を脱出した。5点ビハインドをはね返し、15安打12点のヒットパレード。3万大観衆の大合唱に包まれ、バレンタイン監督は「たくさんのファンに、払ってもらったお金に値する試合を見せられた」と胸を張った。3連勝でオリックスに代わり、5月24日以来42日ぶりの5位浮上。怒とうの攻撃でどん底から一歩抜け出した。
右方向に幸福が詰まっていた。まずは5回2死一、二塁。右中間へのベニーの飛球を外野陣が譲り合い、2点を返した。6回、同点直後には再びベニーの右翼後方への飛球が右翼手のグラブをかすめてポトリ。勝ち越しの2点三塁打に様変わりした。2打席連続2点三塁打の助っ人は「本当にラッキー。あきらめない気持ちと気合が結果を生んだと信じているよ」と目を丸くした。
7回には西岡の右中間への打球が外野手の交錯を誘い、65年以来43年ぶりとなるチーム今季3本目のランニング本塁打となった。幸運に後押しされて強力打線が爆発し、ボビーは「ベニーの最初の三塁打で2点が入って、ほかの打者にも伝染してくれたね」とニンマリ。千葉の神風に乗って、ロッテが逆襲に転じる。
◆唐川19歳誕生日唐揚げケーキ ○…ロッテの高卒ルーキー・唐川が19歳の誕生日を迎えた。試合前練習後、から揚げが乗ったバースデーケーキを前に「新たな気持ちでこれからの戦いに臨んでいきたい」と抱負を語った。次回登板は11日の楽天戦(Kスタ)。パ・リーグ相手に4連勝中の右腕は「19歳もいろいろ初めてのことがあるだろうけど、その中で経験を積んでいきたい」と目を輝かせた。
◆ソフトバンク9年ぶり7連敗 ○…最大5点差を守れず、ダイエー時代の99年7月3日以来の7連敗。ソフトバンクとしては初の屈辱だ。試合後ミーティングを終えた王監督は「昔いたじゃない。日露戦争だっけ? 死んでもラッパは放さない。プロはそういう強い気持ちが必要なんだ」。故事を例に挙げ、ふがいないプレーを連発するナインに怒りをあらわにした。借金2で首位・西武とは7差。「投打とも簡単に勝ちは手に入らないんだ」と指揮官は嘆いた。
参照元:スポーツ報知