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<楽天4-3オリックス>◇13日◇フルキャスト宮城
あっぱれマー君、力投でサヨナラ勝ちも呼び込んだ。楽天のルーキー田中将大投手(18)が13日のオリックス23回戦(フルキャスト宮城)で9回10三振を奪う快投。今季通算169奪三振とし、ドラフト制後の高卒新人では江夏豊(阪神)の225に次いで2位に浮上。2リーグ制後でも歴代9位にランクイン。球史に名を残す投手の輪に堂々と入ってきた。田中は9回で降板もチームは奮起。同点の延長10回、礒部が決勝打を放ち、今季7度目のサヨナラ勝ち。怪物右腕が勝利を呼び込んだ。
田中は動揺しなかった。2回、先頭のローズ。カウント1-0からの2球目、ハーフスイングでストライクの判定に、ローズが激高。真っ赤な顔のコリンズ監督も加わって審判団に激しく抗議し、約5分間プレーが中断した。本塁付近での喧噪(けんそう)にも、田中は集中力を切らさない。鋭い眼光でローズをにらみ、カウント2-2から直球で空振り三振に仕留めた。これで通算161奪三振となり、ドラフト制後の高卒新人では江夏に次いで歴代2位に躍り出た。
思わず出た小さなガッツポーズが、ベンチに戻るローズをまた刺激し、吠(ほ)えさせた。田中は「そのことは聞かないでください」。ローズの態度による心の揺れを口にしなかったが、マウンドでの表情はいらつくローズと対照的だった。気持ちの高まりが、笑みになって表れていた。野村監督も「あいつもそういうところがあるからな」と、18歳の若武者らしい闘争本能を指摘した。
ローズから3Kなど9回で10K。2けた奪三振も4度目。西武松坂の1年目151個を大きく上回った通算169奪三振は、2リーグ制後の高卒新人では歴代9位に躍り出た。「あまりピンと来ないですけど…」と、数字には無頓着だった。だが「高校のときに比べてそれほどこだわりはない」と話す一方で、「これからたくさん取れるよう、いい投球したい」と、奪三振へのどん欲な姿勢をみせた。
工夫が生んだ快記録だった。前回登板の6日ソフトバンク戦から、練習でソフトボールほどの大きさの硬球を使い始めた。肩を痛めないように重さは試合用のボールと同じで、握りの感覚を養える効果があるという。紀藤投手コーチも「おれがやれと言ったわけではないよ」と、姿勢に感心。創意工夫というノムラ野球の神髄を、田中は1年目から実践している。
9回131球の力投は、延長10回、球団史上初の2試合連続サヨナラ勝ちを引き寄せた。野村監督は「まだ神話は生きているのか? マー君、神の子、負けないな」と衰えぬ神通力に驚きの顔。だが、11勝目を逃した田中は満足しなかった。「なんとしても勝ちたかった。相手が降りるまで、意地でも降りる気は無かった」。このどん欲さ、そして18歳とは思えない強心臓が、さらなる躍進を後押しする
参照元:nikkansports.com
あっぱれマー君、力投でサヨナラ勝ちも呼び込んだ。楽天のルーキー田中将大投手(18)が13日のオリックス23回戦(フルキャスト宮城)で9回10三振を奪う快投。今季通算169奪三振とし、ドラフト制後の高卒新人では江夏豊(阪神)の225に次いで2位に浮上。2リーグ制後でも歴代9位にランクイン。球史に名を残す投手の輪に堂々と入ってきた。田中は9回で降板もチームは奮起。同点の延長10回、礒部が決勝打を放ち、今季7度目のサヨナラ勝ち。怪物右腕が勝利を呼び込んだ。
田中は動揺しなかった。2回、先頭のローズ。カウント1-0からの2球目、ハーフスイングでストライクの判定に、ローズが激高。真っ赤な顔のコリンズ監督も加わって審判団に激しく抗議し、約5分間プレーが中断した。本塁付近での喧噪(けんそう)にも、田中は集中力を切らさない。鋭い眼光でローズをにらみ、カウント2-2から直球で空振り三振に仕留めた。これで通算161奪三振となり、ドラフト制後の高卒新人では江夏に次いで歴代2位に躍り出た。
思わず出た小さなガッツポーズが、ベンチに戻るローズをまた刺激し、吠(ほ)えさせた。田中は「そのことは聞かないでください」。ローズの態度による心の揺れを口にしなかったが、マウンドでの表情はいらつくローズと対照的だった。気持ちの高まりが、笑みになって表れていた。野村監督も「あいつもそういうところがあるからな」と、18歳の若武者らしい闘争本能を指摘した。
ローズから3Kなど9回で10K。2けた奪三振も4度目。西武松坂の1年目151個を大きく上回った通算169奪三振は、2リーグ制後の高卒新人では歴代9位に躍り出た。「あまりピンと来ないですけど…」と、数字には無頓着だった。だが「高校のときに比べてそれほどこだわりはない」と話す一方で、「これからたくさん取れるよう、いい投球したい」と、奪三振へのどん欲な姿勢をみせた。
工夫が生んだ快記録だった。前回登板の6日ソフトバンク戦から、練習でソフトボールほどの大きさの硬球を使い始めた。肩を痛めないように重さは試合用のボールと同じで、握りの感覚を養える効果があるという。紀藤投手コーチも「おれがやれと言ったわけではないよ」と、姿勢に感心。創意工夫というノムラ野球の神髄を、田中は1年目から実践している。
9回131球の力投は、延長10回、球団史上初の2試合連続サヨナラ勝ちを引き寄せた。野村監督は「まだ神話は生きているのか? マー君、神の子、負けないな」と衰えぬ神通力に驚きの顔。だが、11勝目を逃した田中は満足しなかった。「なんとしても勝ちたかった。相手が降りるまで、意地でも降りる気は無かった」。このどん欲さ、そして18歳とは思えない強心臓が、さらなる躍進を後押しする
参照元:nikkansports.com
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