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WBC日本代表候補の楽天・田中将大投手(20)が1日、沖縄・久米島でのキャンプ初日からブルペンで全力投球。WBC使用球を使い、予定の50球を大幅に上回る88球を投げ込んだ。今季のテーマを「コントロール」に設定した右腕は、制球力を磨き、大人の投手に進化することを誓った。
吹き抜ける南国の風が、田中の闘争本能を呼び覚ました。手のひらの米国製ロージンをひと吹きすると、大きく振りかぶって右腕を振り下ろす。「キャンプが始まって、気持ちが高ぶった。予定は50球でしたが、いけると思ったんで」球数の88は日本代表を率いる巨人・原監督の背番号だが「WBCでは83ですよね」と偶然を強調。原監督も目を見開きそうな、末広がりのマウンドだった。
前夜(31日)のミーティング。野村監督は田中に「お前の今年のテーマは何だ?」と聞いた。マー君は「コントロールです」と即答。これには名将も感心した。「コントロールを良くするには、正しいフォームで投げないといけないから、自然と真っすぐも良くなるんだ。いい球を投げていたよ」ブルペンでも初球から10球連続でストライクで、低めへの制球力が際立った。
向上心は尽きない。つきっきりで指導した佐藤投手コーチから落差のあるカーブを伝授され、早速、試投した。「緩急をつけられたら、打者も余計に考えなければならなくなる。打者が嫌になる投球をしていきたい」この球を習得し、さらに手強い投手に成長する決意だ。
15日にはチームを離れ、宮崎での日本代表合宿に合流する。「代表でもシーズンでも、自分のやる野球は変わらない。自分らしさを出せたらいい」久米島の強烈な太陽のように、ハタチの心は燃えていた。
参照元:スポーツ報知
吹き抜ける南国の風が、田中の闘争本能を呼び覚ました。手のひらの米国製ロージンをひと吹きすると、大きく振りかぶって右腕を振り下ろす。「キャンプが始まって、気持ちが高ぶった。予定は50球でしたが、いけると思ったんで」球数の88は日本代表を率いる巨人・原監督の背番号だが「WBCでは83ですよね」と偶然を強調。原監督も目を見開きそうな、末広がりのマウンドだった。
前夜(31日)のミーティング。野村監督は田中に「お前の今年のテーマは何だ?」と聞いた。マー君は「コントロールです」と即答。これには名将も感心した。「コントロールを良くするには、正しいフォームで投げないといけないから、自然と真っすぐも良くなるんだ。いい球を投げていたよ」ブルペンでも初球から10球連続でストライクで、低めへの制球力が際立った。
向上心は尽きない。つきっきりで指導した佐藤投手コーチから落差のあるカーブを伝授され、早速、試投した。「緩急をつけられたら、打者も余計に考えなければならなくなる。打者が嫌になる投球をしていきたい」この球を習得し、さらに手強い投手に成長する決意だ。
15日にはチームを離れ、宮崎での日本代表合宿に合流する。「代表でもシーズンでも、自分のやる野球は変わらない。自分らしさを出せたらいい」久米島の強烈な太陽のように、ハタチの心は燃えていた。
参照元:スポーツ報知
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