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パ・リーグのMVPは日本ハムのリーグ連覇に貢献したダルビッシュ有投手(21)が初受賞した。コンベンションでは、12月1日からのアジア予選で北京五輪出場を目指す日本代表候補も壇上に上がった。星野ジャパンのエースに指名されているダルビッシュは、MVPの名誉にかけて韓国、台湾の撃破を誓った。また、ベストナインには、2年連続選出なしだった巨人から5年ぶりに4人が選ばれた。
表情は自信に満ちあふれていた。初のMVPを受賞したダルビッシュ。喜びもつかの間、頭の中には五輪予選のことしかなかった。「ミーティングで(相手の)ビデオを見た。振りの精度は日本の方が全然上。日本の打者を抑えられるんだから問題ない」MVP投手の自信と誇りを胸に、ライバルとなる韓国、台湾攻略を誓った。
今季15勝5敗、防御率1・82、奪三振210はタイトルを獲得。被打率1割7分4厘は、日本の打者にさえほとんど打たれていない証拠だ。「勝つ」と言って有言実行を果たしてきた右腕。「元々かなり自信を持ってやっている。根拠のない自信ですけど」1位票133は2位・稲葉の27を大きく引き離しての受賞。根拠のない自信がMVPという勲章を得て、揺るぎないものになった。
高卒3年目での受賞は西鉄・稲尾(2年目でも受賞)、オリックス・イチローに続き3人目。「数多くいる素晴らしい選手の中から選ばれて、ものすごくうれしい。野手も含めての賞には(沢村賞と)別の喜びがある」立て続けのビッグタイトル獲得に顔をほころばせた。
先に会見を終えた新人王の楽天・田中の話題に話が及んでも全くの無視。「来ているんですか。あえてきょうはシカト(無視)します」と眼中に入れなかったスーパー右腕。「来年のことより予選を突破できるように頑張るだけ」MVPは通過点。ダルビッシュの目には北京五輪出場しか映っていない。
参照元:スポーツ報知