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突然のハプニングは3回、1死一、二塁の場面で訪れた。セギノールに初球を投げた直後、佐藤投手コーチがグラウンドに出てきた。二、三言、言葉を交わすとエースはそのまま一塁ベンチに下がった。原因は右ふくらはぎの張り。予定の3イニングを持たずに降板となった右腕は「13日? 普通に投げられますよ」と強調したが、表情はさえなかった。
9月26日の楽天戦(札幌ドーム)以来、中11日あいての実戦マウンドを「変に疲れが抜けて、バランスが悪かった」と振り返った。直球はMAX152キロを計測したが、制球が安定せず、毎回の3四球。2回には金子誠に適時打を浴び、レギュラーシーズンを通じて24イニングぶりの“自責点”を喫した。乱調、調整過程のハプニングにも本人は「ひどくならないうちに降りただけ。きょうは味方だからツーシームが投げられなかったけど、ロッテやソフトバンクにはガツガツ攻めますよ」と強気な姿勢を貫き通した。
周囲の信頼も揺るぎない。佐藤コーチは「第1戦? あいつしかおらんやろ。ほかに誰がおるんや?」と言い切り、アクシデントに楽観的だった。初戦の後、中4日で17日の第5戦先発も見込まれている。ダルビッシュはアクシデントにも屈せず、マウンドに立つ覚悟だ。
◆無料紅白に「信じられない」2万5233人 この日の紅白戦は無料開放で行われた。交流戦での優勝賞金5000万円のうち、球団が受け取った2500万円を球場使用料などの経費に充てた。正午の開門前に9000人が長蛇の列を作り、最終的には2万5233人が球場を埋めた。グリンが「紅白戦でこんなに応援してくれるのは信じられない経験」と言えば、ヒルマン監督も「今日もたくさんの人が応援してくれた。私たちの大きな力となっている」と感激していた。
参照元:スポーツ報知