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◆横浜0―3巨人(30日・横浜) 巨人が驚弾2発でメークレジェンドへ再始動した。28日の中日戦(ナゴヤD)で右手小指に死球を受けた小笠原が打撲の痛みに耐え、1点リードの5回に右翼席へ34号ソロ。ラミレスが2回に先制の42号ソロを左翼場外へ運び、キング争いで単独トップに立った。2人のアベック弾は15度目で全勝。先発の高橋尚は8回無失点で8勝目を挙げ、クライマックスシリーズ(CS)へ弾みをつけた。巨人は80勝に達し、雨天中止の首位・阪神に0・5ゲーム差と食らいついた。

 右手小指に走る痛みなど忘れていた。小笠原は最後までバットを振り切った。「切れるな!」執念の乗り移った打球が右中間スタンドに消える。ベンチに戻ると、少しだけでほおを緩めた。

 勝ちたい一心だった。試合に出てる以上、けがを言い訳にはしたくなかった。2点リードで迎えた5回2死。工藤の初球、甘く入ったカーブを打ち抜いた。ラインドライブのかかった打球は雨を切り裂き、横浜ファンの間に飛び込んだ。「どうかなという感じだったけど、切れないで行ってくれた」3試合ぶりの34号ソロ。これぞガッツ。気迫の一撃だった。

 28日の中日戦(ナゴヤD)の初回にチェンから右手小指に死球を受け、病院に直行した。骨折には至らず、打撲と診断された。病院から球場に戻ると、気持ちは横浜戦に向いていた。心配するラミレスを「大丈夫だから」と制した。29日に名古屋から帰京する際には「やるしかない」と強行出場への意欲を示した。決意に偽りはなく、スタメンに名を連ねた。

 試合前はテープも巻かず、通常メニューで打撃練習に取り組んだ。首脳陣には「出られます」と訴えた。「治療は何もしていない。ゆっくり休んだだけ。腫れもない。大丈夫です」気丈に振る舞ったが、患部に張ったバンソウコウの下には大きな血豆が隠れていた。

 逆境に負けない精神力に、首脳陣は胸をなで下ろした。原監督は「心配したけど、少し安心した」。村田打撃コーチは「バットを握るだけで痛いはず。今日は3タコ(無安打)でも誰も文句は言えないのに、たいしたもんや」とうなった。

ガッツの根性に刺激されたラミレスにも特大の42号ソロが飛び出し、チームは快勝した。2人のアベック弾は68年の王、長嶋を抜いてシーズン15度目。球団新記録となった。しかも、そろってアーチを描けば、負けなしの15連勝。阪神とのマッチレースに欠かせない役者の競演に、指揮官は「2人は相手にダメージがあるところで打ってくれる」と目を細めた。

 80勝に到達し、甲子園での中日戦が雨天中止になった首位・阪神に0・5差に迫った。原監督は「お互い意識し合っている中での、この勝ちは大きい」と満足げにうなずいた。

 小笠原は最後まで「痛い」とは口にしなかった。「試合に出られるから出るんであって、それ以上言うことはない」背中でチームを引っ張る最強の3番打者。奇跡の逆転Vへ残り6試合。全部、勝つ。巨人にはガッツがいる。

参照元:スポーツ報知
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中日の森野将彦内野手(30)が30日、今季取得したフリーエージェント(FA)権を行使せず、中日に残留する意向を明らかにした。

 プロ12年目の森野は、北京五輪期間中の8月14日にFA権を取得。来季の去就が注目されていたが、この日「権利は行使しません。(中日で)レギュラーをつかんで、チームをこれから担っていくという気持ちです」と話した。

 北京五輪にも出場した今季は89試合で打率3割2分9厘、18本塁打、57打点を残し、24日のヤクルト戦(ナゴヤD)からは4番を任されている。バッテリー以外ならどこでも守れる万能ぶりも魅力で、チームの主力に成長した背番号31は「中日が好きで入団して、愛着もある。それが一番大きい」と説明した。

参照元:スポーツ報知
◆ヤクルト8―0広島(30日・神宮) 冷たい雨の中でも集中力は途切れなかった。6回1死、広島先発・篠田から青木が放った左前安打が、大量点の口火を切った。「石川さんが頑張っていたし、あそこは1点を取るつもりで行きました」リードオフマンらしい3出塁2得点で、チームの連敗ストップに貢献した。

 初回の右前安打との2安打で13試合連続安打。得意の固め打ちは出なくても、3割5分台をキープしている。打率首位を快走する横浜・内川との差は2分1厘。「タイトルを取りたいとは思ってる。チームとしてもそうだけど、最後まで絶対にあきらめない」2年連続3度目の首位打者へ、意欲を隠さなかった。

 残り11試合はすべて本拠地・神宮。「残り全部勝つつもりでやってます」という安打製造機が、驚異のラストスパートで奇跡を起こす。

参照元:スポーツ報知
◆楽天15―5ソフトバンク(30日・Kスタ宮城)  楽天がソフトバンクに快勝した。中盤までは接戦だった試合にケリを付けたのが、左かかと痛で初めてスタメンを外れたフェルナンド・セギノール内野手(33)。同点の7回に代打で登場すると、右中間場外に消える推定150メートルの超特大勝ち越し弾。大砲の13号ソロで一気にペースをつかんだ打線は、8回に7点を奪うなど、今季最多タイの20安打15得点で王ソフトを粉砕した。

 観衆の度肝を抜く完ぺきな本塁打だった。7回。フェルナンデスの18号ソロで同点に追いついた後、なおも1死一、二塁のチャンス。2回にプロ初本塁打を放った山崎隆の打順だったが、野村監督が取っておきの代打を送る。この日、左かかと痛で初めてスタメンを外れたセギノールだ。

 楽天ファンの大歓声に包まれながら打席に立ったセギ砲が水田の4球目をとらえる。打った瞬間に本塁打と確信する超特大の当たりは、広いKスタの右中間スタンドを越え、場外へと消える驚弾。ナインとのハイタッチを終えると、カメラの前でお笑い芸人エド・はるみの「グーグー」パフォーマンスを披露だ。

 「すごい当たりだったな。150メートルくらいは飛んだんじゃないか。メジャーを持って行って測ってみろ」経験豊富な野村監督も目を丸くする値千金の勝ち越し弾。「代打本塁打は日本初? スッゴイ!」お立ち台ではちゃめっ気たっぷりの日本語で場内を沸かせた。

 これで火の付いた打線は続く8回に大爆発。終わってみれば今季最多タイの20安打15得点だ。8月にチームに加わってから36試合で13本と驚異的なペースで本塁打を量産。試合を決める一発を放ちながら「全員で勝ち取った勝利なので、全員で喜びたい」と、謙虚に言う、この男の存在は、もはやチームに欠かせないものだ。

 これで再び最下位を脱出。1日はセギノールにとって、古巣・日本ハムとの今季最後の対戦。初めて中4日での先発マウンドに上がるマー君の10勝挑戦を力いっぱい援護する。

参照元:スポーツ報知
日本ハムのダルビッシュ有投手(22)が、1日の楽天との最終戦(Kスタ)でブルペン待機する。仙台入りした30日、梨田監督は「終盤だね。8回もしくは9回かな」とセットアッパーかストッパーで起用する意向を示した。

 29日のロッテ戦(札幌D)で球団初の4試合連続2ケタ奪三振を記録するなど、198回2/3で両リーグトップの205奪三振。指揮官は「一番三振を取れる投手だし、中軸に当てたい」と勝負どころでの起用を決断した。実現すれば、中継ぎ登板は一昨年、ソフトバンクとのシーズン最終戦以来2度目となる。

 ダルビッシュは札幌から空路、仙台入り。プロ初の中1日登板になるが、「体は大丈夫。頑張るだけです」とリリーフに意欲的。厚沢投手コーチは「ベンチ入りは明日の状態を見てから」と前置きした上で、「彼がいることでチームの士気が高まるのは間違いない」と相乗効果に期待した。

 今季は交流戦の最後にも救援登板のプランはあったが、北京五輪を控え、実現しなかった。土俵際の戦いでは、話は別。エースは「試合展開もあるし、どこで投げるとかは僕からは言えません」とかわしたが、ストッパーとして08年のレギュラーシーズンを締めくくる可能性もある。日本ハムが勝ち、ロッテが残り3試合で1敗すれば、3位が確定する。クライマックスシリーズ進出は早ければ1日に決まる。ダルビッシュが決める。

 ◆ダルビッシュの中継ぎメモ 06年9月27日のソフトバンク戦(札幌D)でプロ唯一の救援登板。1点リードの6回から武田勝の2番手で登板し、中3日ながら直球は当時のプロ最速に並ぶ150キロを連発。2回1安打無失点に3奪三振の力投でチームを勝利に導き、レギュラーシーズン1位も決めた。

参照元:スポーツ報知
阪神・岡田彰布監督(50)は中日戦(甲子園)が雨天中止となった30日、巨人との直接対決(8日・東京D)で決着をつけると予告した。中止になった一戦は12日にスカイマークで行われることが有力。だが、指揮官は「最後までもつれることは考えていない」と断言した。

 中止が決まると久保チーフ投手コーチ、中西投手コーチとローテーション再編会議。相手や球場との相性なども検討材料にあがったが、岡田監督が最終決断を下した。「ええもんから行かせる」この一言で答えは出た。安藤だ。初めて指名した開幕投手で勝利し、チーム最多の13勝。10・8の“V決定戦”にはエース右腕を先発させることも決めた。

 安藤は3日のヤクルト戦(神宮)から中4日となる。だが、両投手コーチから登板日を告げられた瞬間、表情が引き締まった。「(V争いが)盛り上がるのはいいこと。こういう経験はなかなかできない。いよいよですね」19日の巨人戦(東京D)では4回3失点でKOされたが、「(緊張感に)あまり入り込まないようにしたい」と反省点は心得ていた。リリーフだった2003年にはリーグ優勝を決めた広島戦(9月15日、甲子園)で勝利投手となった。そのVシーンを再現する。

 30日に勝った巨人とのゲーム差は0・5に縮まった。中西投手コーチは「先発組もブルペンでスタンバイさせる」と明言。7日の横浜戦(横浜)から岩田、下柳らもリリーフ待機する。もちろん、8日の巨人戦は総力戦だ。1994年に巨人がシーズン最終戦で、同率首位だった中日を破ってリーグ優勝を決めた伝説の「10・8」。ライバルのメモリアルデーに、岡田監督は敵地で宙に舞う筋書きだ。

参照元:スポーツ報知
今季限りでの引退を決めているオリックス・清原和博内野手(41)が、最高の舞台で現役生活にピリオドを打つ。今季最終戦、10月1日のソフトバンク戦(京セラD)には「4番・指名打者」で先発出場する予定だが、球場には親交の深いマリナーズ・イチロー外野手(34)、阪神・金本知憲外野手(40)のほか球界から大物が続々来場予定。試合後のセレモニーでは、歌手・長渕剛(52)が「とんぼ」の“ナマ歌”を贈るという過去にない規模の華やかさになる。

 数々のゲストのなかでも、一番の“サプライズ”は、イチローだ。昨年は清原と合同自主トレを行うなど、公私ともに親交は深いが、何より9月28日に今季最終戦を終えたばかり。かつて在籍したチームのユニホームで現役を終える大切な先輩のラストゲームをナマで見届ける。中村勝広球団本部長(59)も、「律儀な人だな。うちとしては、盛り上がってもらえて大歓迎」と素直に喜んだ。また、阪神・金本も巨人との熾烈(しれつ)な首位争いの合間を縫って駆けつける予定だ。

 大石大二郎監督(49)もこの日、最高の晴れ舞台を用意したことを明かした。「4番、DHでいくつもりでいます。当日、本人と話をして、4打席立てるのなら。ひざの状態もあるだろうが、立ってほしいと思っています」4番となれば、左ひざの手術をする前の2006年9月8日の日本ハム戦(スカイ)以来、約2年ぶりとなる。

 スタジアムも満員は確実。29日の試合後には「思い切りホームランを狙っていく」と語った清原はこの日は休養し、来たるべき日に備えた。数々の伝説をつくり上げてきた球界の至宝が、最高の形で23年間のプロ野球人生に別れを告げる。

参照元:スポーツ報知
ニューヨークの地元紙「ジャーナル・ニュース」は30日付で、ヤンキースの松井秀喜外野手(34)が来年3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)への出場要請があったとしても、左ひざの手術を理由に辞退する模様だと報じた。

 ロッカー整理のためヤンキー・スタジアムを訪れた松井は「(WBCに出場するには)100%の状態でなければいけない。(3月の段階で)自分の体がそこ(100%)までになるとは思えない」と語った。松井は2年前のWBCの際に出場要請があったものの、ヤ軍と4年契約を結んだ直後のため、キャンプに専念したいと辞退している。

 松井は「(22日に行った)手術後の経過は良好で、キャンプには十分間に合う」という。「彼の復帰を心待ちにしている」ジラルディ監督もゴジラの完全復活が覇権奪回の重要な条件のひとつと期待している。

参照元:スポーツ報知
 ワールドシリーズ連覇を目指すレッドソックスの松坂大輔投手は30日、相手本拠地のアナハイムで調整。ブルペンで捕手を座らせてから47球を投じ、3日(日本時間4日)の地区シリーズ第2戦の先発に備えた。この日のアナハイムは気温約32度。「暑い。でも僕は暑い方が好き」と気持ちよさそうに汗を流した。

 ただ、チームはけが人の状態が気掛かり。臀部(でんぶ)を痛めているローウェル内野手、腰を痛めているドリュー外野手、そして脇腹を痛めたベケット投手と、主力が故障を抱えている。フランコーナ監督は3人とも症状は好転しているとしながらも「感触はいいが、これからの練習などをしっかり見守りたいし、まだ何も発表できない」と出場選手などの明言は避けた。

参照元:スポーツ報知
◆ア・リーグ中地区優勝決定戦 ホワイトソックス1―0ツインズ(30日・シカゴ)(1試合) ホワイトソックスが3年ぶりの地区優勝をした。両チームは162試合を終えた時点で88勝74敗で首位に並んでいた。

 これで、プレーオフに進む地区優勝とワイルドカード(WC=最高勝率の2位球団)の計8チームが出そろった。

 地区シリーズはナ・リーグのフィリーズ(東地区)―ブルワーズ(WC)、カブス(中地区)―ドジャース(西地区)、アのエンゼルス(西地区)―レッドソックス(WC)が1日(日本時間2日)に開幕。

 レイズ(東地区)の相手はホワイトソックスになり、このカードは2日に第1戦が行われる。(共同)

参照元:スポーツ報知
<阪神5-3広島>◇29日◇甲子園

 猛虎の義兄弟が爆発した。阪神が広島に5-3で競り勝ち、優勝へのマジックを7とした。約2カ月ぶりにスタメンに復帰した弟分の新井貴浩内野手(31)が3安打すれば、アニキ金本知憲外野手(40)が8回に決勝の25号2ランを放った。貧打苦しむ打線に快音が戻り、試合のなかった2位巨人に1ゲーム差をつけた。残り8戦、頼れる2人の復活でいよいよラストスパートに入る。

 何度も試練を与えた「浜風」がこの日に限って、消えていた。雨空へ舞い上がった打球が伸びる。右翼フェンスを越え、スタンドの最前列で跳ねた。ここ数試合、不振で深刻な顔の目立った金本がニヤッと笑った。「本当に1カ月ぶりに仕事をしたような気がします」。同点で迎えた8回裏無死一塁。甲子園では8月28日の中日戦以来となるアーチだった。本塁を踏むと、先に生還していた新井が待っていた。手と手を合わせた。

 見慣れた光景がようやく戻った。「第5腰椎(ようつい)の疲労骨折」で戦列を離れていた新井が、7月27日以来2カ月ぶりに「3番一塁」でスタメン復帰した。前半戦の首位独走は、4番とのコンビが支えてきた。口には出さないが、金本はどこかうれしそうだった。試合前の練習では、キャッチボールのパートナーになった。捕手役の新井に変化球を試し投げ、曲がりの大きさを確認。首をひねる弟分の姿に、自然と笑みをこぼした。

 久しぶりに並んだお立ち台。金本は「横にいらっしゃる新井さんが、ヒット、ヒットで回してくれたので、ヒットでつなげたら、と思った。ホームランはまぐれです」とうれしそうに言った。新井が1、4、8回と、3本のシングルヒットでつないだ。これが金本に刺激を与えた。この5試合は19打数1安打で、打率は3割3厘まで落ちた。湿ったバットから6試合ぶりのマルチ安打が飛び出した。

 シーズン前に、金本はこんなアドバイスを受けていた。「新井のことを人前で怒れ。そうすれば、チームが引き締まって、いい結果を生む」。2人がオフに鹿児島・最福寺で取り組む護摩行の池口法主の言葉だった。弟のようにかわいがる存在だが、あえて厳しく接することで他の選手も自分のことのように受け止め、チーム全体に波及効果があるという考えだ。金本は新井にキツイ冗談をぶつけることがあったが、すべては悲願のため。実際、チームは首位を快走した。9月に入って急失速していただけに、コンビ復活は何よりも大きい。

 大観衆の前で新井は言った。「(8回は)先頭バッターだったし、でも僕のことは置いといて、さすが僕のアニキです…」。金本は「言葉がありません。僕はまだまだ…、チームに迷惑をかけてきたので、もう少しの間、アライさんに期待しましょう」と返した。これで優勝へのマジックは1つ減って「7」。「久しぶりにベストというか、メンバーがそろった。(今季を)スタートしたメンバーで最後まで行きたい」と言う岡田監督の口ぶりも自信にあふれていた

参照元:nikkansports.com

◆中日1―0巨人(28日・ナゴヤドーム) 巨人・小笠原道大内野手(34)が、28日の中日戦(ナゴヤD)で負傷退場した。1回2死、チェンから右手小指に死球を受けて、そのままベンチに退いた。アイシング治療を行い、名古屋市内の病院へ向かった。エックス線検査を受け、「右手小指の打撲」と診断された。

 ガッツが倒れ、うずくまった。原監督も駆け寄ったが、表情はゆがみっぱなしだった。立ち上がり、一塁に歩きかけたが、首脳陣に促されてベンチに下がった。

 30分後、タオルで右手を巻いて病院に直行。厳しい表情のまま「指です。とにかく今は何も言えない」と話した。優勝争いの中で試合を序盤で離れることになり、「後はみんなに託す? はい。任せるしかない」と言い残してタクシーに乗り込んだ。

 検査結果は打撲だった。ひと安心して午後8時過ぎに球場に戻ったが、単独首位をかけた試合に敗れた。「チームに迷惑をかけて申し訳ない」患部を冷やしながら、球場を後にした。

 「骨折じゃなくて良かった。そういう意味ではホッとしています」と原監督。今後の精密検査、試合出場について、小笠原は「今後はトレーナーの指示に従うしかない。まだ、分からない」としか話せない。伊原ヘッドコーチは「ガッツのことだから(試合に)出るでしょう」と期待した。

参照元:スポーツ報知
セ・リーグは28日、巨人が中日に敗れて自力優勝の可能性が消えたため、首位阪神に優勝へのマジックナンバー「8」が点灯した。巨人は2位に後退した。

 パ・リーグは、4連勝で3位に浮上したロッテにクライマックスシリーズ(CS)進出へのマジックナンバー「3」が点灯した。

 日本ハム以下の3チームが残り試合に全勝しても、ロッテが残り4試合で3勝すれば勝率で上回って3位以内が確定する。

 2位オリックスは西武を7―2で下し、CS進出へのマジックを「1」とした。

参照元:スポーツ報知
◆楽天2―7ソフトバンク(28日・Kスタ宮城) ジャンパーを羽織った王監督が、笑顔で選手たちとハイタッチを交わした。23日の勇退表明から5日。長らく低迷してきた打線が初回、松中の25号2ランなどで5点と大爆発し「久しぶりに松中らしいいいホームランだった」と喜んだ。

 まな弟子のひと振りが白星をたぐり寄せた。1点を先制直後の初回1死一塁。「文句なしです」と主砲が自画自賛した一撃は、バックスクリーン右まで飛んだ。9月3日の日本ハム戦(札幌D)以来、19試合ぶりの一発。王ホークス996勝目とともに、自身の通算打点を「997」まで伸ばし「監督から教わった通りのバッティングができた」と、胸を張った。

 連敗も7で止まり、5位・楽天と0・5ゲーム差に接近した。クライマックスシリーズ進出はもうないが「いい加減にやっていい、というピッチングやバッティングはない」とゲキを飛ばした指揮官。あと6試合。勝利を求め、全力でタクトを振る。

 ◆ノムさんにエール ○…ソフトバンク・王監督が楽天・野村監督にエールを送った。球場到着後、三塁側ベンチにいた敵将にあいさつ。「一応50年やらせてもらいましたので。こうなったし、野村さんには余計頑張ってもらわないと」と激励。野村監督がプロ野球生活53年目と聞くと「60(年)とは言わないけど、55(年)くらいは」と期待していた。

 ◆背番「89」新監督継承も ○…ソフトバンク・竹内孝規球団最高執行責任者(COO=46)は28日、今季限りで勇退する王貞治監督(68)の背番号「89」を、後任監督に継承させる可能性を明かした。球団の背番号では、00年に現役のまま亡くなった故・藤井将雄投手(享年31歳)の「15」、漫画「あぶさん」の主人公・景浦安武の「90」が永久欠番扱いだが、竹内COOは「両極端に考えている。王イズムを受け継ぐ人に渡すか、永久欠番扱いにするか。監督もこだわりはないだろうから」と説明した。

参照元:スポーツ報知
◆広島6―3ヤクルト(28日、広島) ヤクルトは、投打ともに元気がなく3連敗。借金は今季ワーストタイの11となった。先発の川島亮が3発を浴び、5回4安打5四球5失点。「カットボールが抜けてたし、逆球を打たれた。自分でもよく分かりません」と肩を落とした。3位広島とは絶望的な6・5差。高田監督も「川島亮はずっと悪い。球の切れがないし、コントロールも悪い」と首をひねるしかなかった。

 ◆ヤクルト・福地、最後の打者 ○…約12年を過ごした、広島市民球場のラストゲームで最後の打者に。「因果? 僕もそう思いました。そこで三振するのも僕なんでしょうね」

参照元:スポーツ報知
◆中日1―0巨人(28日・ナゴヤドーム) 本拠地最終戦の後、マイクの前で落合監督がファンに切り出した。「選手は満身創痍(そうい)ながら一生懸命やってくれた。勝ちに結び付かなかったのは自分の責任。申し訳ありません」巨人に競り勝ち、カード勝ち越しを決めた喜びは感じさせなかった。

 「自分の責任の取り方を考えてきた。その時、オーナーから、『もうひと肌脱げ』と言っていただきました」7月30日の続投要請で決意を新たにした。球場を訪れた白井文吾オーナー(80)は「複数年? そうなるでしょう」と協力を約束。西川球団社長も「2、3年ということになると思う」と3年をメドにした複数年契約を結ぶ方向だ。

 「クライマックスシリーズもあるし、まだチャンスは残っている。もう1回懸けたいと思います」と落合監督。広島との3位争いを制し、日本一を目指す。

 ◆荒木決勝4号 ○…中日・荒木のひと振りが勝負を決めた。両チーム無得点で迎えた8回2死から、上原のカットボールをフルスイング。自己最多タイとなる決勝の4号ソロを左翼席に放り込んだ。デーゲームでヤクルトを下した広島との同率3位をキープ。「とにかく塁に出て、クリーンアップにつなげたいと思っていた。会心でした」と納得していた。

参照元:スポーツ報知
◆レッドソックス2―6ヤンキース=第1試合=(28日・ボストン) レッドソックスの松坂大輔投手は先発で4回を投げ、4安打3失点で敗戦投手になった。今季の成績は18勝3敗。

 岡島秀樹投手は0―3の8回から4番手で投げ1回無失点。

 レギュラーシーズン最終登板は4回3失点で3敗目。松坂の19勝目がならなかった。何度も気持ちと体をつくり直さなければならない厳しい試合だった。

 雨にたたられた。最初に登板が予定された26日は試合開始時刻の変更で先発を回避。27日は試合が中止になった。さらにこの日は、ブルペンで準備中に雨が降りだして開始が遅れる。天候が回復し、ウオーミングアップをやり直している最中に再び雨となり、ベンチに引き揚げた。

 1時間遅れたプレーボールに合わせ、グラウンドでもう1度投球練習。この時点で監督から短い回での交代を告げられていたという。

 松坂大輔投手「自分のことは分かっているので、試合前に3、4イニングで代わるという話は聞きたくなかった。これから打線の強いチームと当たるし、いい練習になる。反省して次に向かう方がいい。プレーオフに向けて、試合で投げられて良かった」

参照元:スポーツ報知
◆マリナーズ4―3アスレチックス(28日・シアトル) マリナーズのイチロー外野手は「1番・右翼」で出場、4打数2安打。打率は3割1分。

 城島健司は「5番・捕手」で出場、3打数2安打。8回に代走を送られ、交代した。打率は2割2分7厘。

 イチローは今季最終戦で2安打を放ったが、日米通算3083安打で、張本勲(東映、巨人など)の日本プロ野球最多記録の3085安打に、あと2本及ばなかった。記録を超えるのは来季に持ち越された。

 3085安打にあと4本と迫っていたイチローは、1回に右中間二塁打、7回に遊撃内野安打を打ったが、あとの2打席は凡退し、4打数2安打だった。

 城島は一切の言い訳を拒んだ。「こうなるとは夢にも思っていなかった。でもすべて自分がやったこと。誰のせいでもない」

 112試合の出場で、打率2割2分7厘、7本塁打は昨年までの2年間を大きく下回る。「強いチームにはいいキャッチャーがいる」の持論は皮肉にもリーグ最低勝率、101敗という悲惨なチーム成績に反映された。

 イチロー外野手「僕がずっと記録を追いかけていたのに、何かに追われているイメージがずっと付きまとっていた。(最多安打にとどかず)具体的に目標としていたので、できなかった感じは残る。でも最後まで集中させてもらったのは張本さんの数字のおかげ。張本さんはそのために記録をつくったわけではないが、感謝しています」

城島健司捕手「(3年目を振り返り)それぞれの個人がしっかりしないとチームはまとまらない。その意味でバッターとキャッチャーの役割をしっかりとこなせなかった。体は元気なのにゲームを(ベンチから)見る悔しさ。ただ、それは自分がやったこと」

◆イチロー、「(WBC)選ばれたら」
イチローが第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)出場に関し、「声が掛かる前に自分の意思がどうこうは言えない」とコメントした。

 前回のWBC直後から「3年後の(第2回)大会でも選ばれる状態でいたい」と話していたため「それが達成されればうれしいですね」と言うにとどまった。選ばれるのはまず間違いないが、イチローなりに筋を通した形だ。

参照元:スポーツ報知
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