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【グアム(米国)9日】巨人・阿部慎之助捕手(29)が、パセオ球場で自主トレ初日から坂本勇人内野手(20)の打撃フォーム改造に乗り出した。 “阿部打撃コーチ”は、打つ際に左ひざが開くクセを指摘し、矯正へ手取り足取り熱血指導。坂本がブレーク2年目の壁に当たらず、目標とする「3割、20本塁打」をクリアできるよう、今後も厳しく接しながら、バックアップしていくことを約束した。
“阿部コーチ”の目がキラリと光った。本塁ベース付近で行われた、坂本と2人並んでのロングティー打撃中だ。「それを直さないと打率は残せないぞ。もっと両足で地面をかむように。左太ももの内転筋に力を入れろ」自らがお手本を見せながら熱血指導を続けた。
昨年のシーズン中から、坂本の欠点に気づいていた。外角へ逃げる変化球に対して、ステップした左足のひざが、三塁方向へ開くため、インパクトで力が入らず、右方向への弱々しい凡打やファウルが多くなった。それをグアム自主トレ初日から鋭く指摘した。
矯正法も具体的に伝えた。「上半身だけ振り切って、下半身は回転させないで残す」よう心がけてスイングを繰り返すことで、下半身に粘りが出てひざの開きは消えるという。阿部がシーズン中の打撃練習で取り入れているこの練習法を、帰国する19日まで続けてフォームを固めるよう命じた。
ロングティーで合計308スイング。坂本は「いい練習ができました。足はつりそうなくらいにキツイですけど。欠点は分かっていたんで、重点的にやっていきたい」と意欲的。さらに、ミートした後のフォロースルーについても「打ちたい方向にバットを伸ばしていけ」とアドバイスされた。
昨年1月のグアム自主トレ。阿部は、軸足に体重を残して懐までボールを呼び込み、その場で体を回転する打法を坂本に伝授した。その成果は坂本の全試合先発出場となって表れたが、ブレーク2年目に成績が落ちるのを避けるため、オフにはあえて鬼教官になることを宣言。以前から「体にパワーがついて、下半身でしっかりと打てるようになれば、(打率)3割、20本塁打くらいは打てる」とその潜在能力を高く評価していたことも重なり、昨年以上に熱い指導を初日から展開した。
「徐々にね。これからもどんどん教えていくよ。まあ、要所要所でね」とグアム滞在期間中に限らず、宮崎キャンプなどでもアドバイスは続けていく方針。まな弟子が“2年目のジンクス”を打ち破るために、全面協力していくつもりだ。
◆08年の阿部、坂本のグアム自主トレ プロ初のオフを迎えた坂本は主将の阿部に誘われ、グアムでの合同自主トレに初参加。自主トレ初日の1月9日、ロングティー打撃を行っていた坂本は、阿部から「もっと右足に重心を残すようにしないとダメだ」「全球、サク越えを狙うつもりで振れ」と熱血指導を受けた。軸足に体重を残して懐までボールを呼び込み、その場で体を回転する打法を伝授され、飛距離のアップに成功。キャンプやオープン戦で首脳陣に打力向上を印象づけ、08年のレギュラー奪取につなげた。
参照元:スポーツ報知
“阿部コーチ”の目がキラリと光った。本塁ベース付近で行われた、坂本と2人並んでのロングティー打撃中だ。「それを直さないと打率は残せないぞ。もっと両足で地面をかむように。左太ももの内転筋に力を入れろ」自らがお手本を見せながら熱血指導を続けた。
昨年のシーズン中から、坂本の欠点に気づいていた。外角へ逃げる変化球に対して、ステップした左足のひざが、三塁方向へ開くため、インパクトで力が入らず、右方向への弱々しい凡打やファウルが多くなった。それをグアム自主トレ初日から鋭く指摘した。
矯正法も具体的に伝えた。「上半身だけ振り切って、下半身は回転させないで残す」よう心がけてスイングを繰り返すことで、下半身に粘りが出てひざの開きは消えるという。阿部がシーズン中の打撃練習で取り入れているこの練習法を、帰国する19日まで続けてフォームを固めるよう命じた。
ロングティーで合計308スイング。坂本は「いい練習ができました。足はつりそうなくらいにキツイですけど。欠点は分かっていたんで、重点的にやっていきたい」と意欲的。さらに、ミートした後のフォロースルーについても「打ちたい方向にバットを伸ばしていけ」とアドバイスされた。
昨年1月のグアム自主トレ。阿部は、軸足に体重を残して懐までボールを呼び込み、その場で体を回転する打法を坂本に伝授した。その成果は坂本の全試合先発出場となって表れたが、ブレーク2年目に成績が落ちるのを避けるため、オフにはあえて鬼教官になることを宣言。以前から「体にパワーがついて、下半身でしっかりと打てるようになれば、(打率)3割、20本塁打くらいは打てる」とその潜在能力を高く評価していたことも重なり、昨年以上に熱い指導を初日から展開した。
「徐々にね。これからもどんどん教えていくよ。まあ、要所要所でね」とグアム滞在期間中に限らず、宮崎キャンプなどでもアドバイスは続けていく方針。まな弟子が“2年目のジンクス”を打ち破るために、全面協力していくつもりだ。
◆08年の阿部、坂本のグアム自主トレ プロ初のオフを迎えた坂本は主将の阿部に誘われ、グアムでの合同自主トレに初参加。自主トレ初日の1月9日、ロングティー打撃を行っていた坂本は、阿部から「もっと右足に重心を残すようにしないとダメだ」「全球、サク越えを狙うつもりで振れ」と熱血指導を受けた。軸足に体重を残して懐までボールを呼び込み、その場で体を回転する打法を伝授され、飛距離のアップに成功。キャンプやオープン戦で首脳陣に打力向上を印象づけ、08年のレギュラー奪取につなげた。
参照元:スポーツ報知
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